正月休みはずらしてとった。ところが北海道は天気に恵まれず飛行機はほぼ欠航(正月の一週間で飛行機が飛んだの一日だけだったような)、船で出ようにもこちらも欠航続き。結局福岡や大阪へ戻ることはできず、無為に札幌の家で過ごすはめに...、はならずこうも毎回毎回道外へ出れないことに腹を立て、東北へ行くことにしたのでありました。ということで盛岡へ。

 

 北海道から東北へ行くのはけっこうしんどい。JRだと札幌から新函館北斗まで特急に三時間半乗って、さらにそこから新幹線になるわけだから。ちなみに苫小牧から船で八戸へ行く手もあります。夜行で21時台と0時の2便あるし、雑魚寝スペースでよければ5000円ちょっとで乗れたはず。うちは一等個室取ったがこれは正解だった。学生風情のグループが雑魚寝スペースにいたので、寝れなかったと思う。稚内を6時半すぎに出るサロベツに乗って、札幌着くのが12時前ごろ。21時台の苫小牧発のフェリーに乗るには18時札幌発のバスに乗りたい(苫小牧は駅から港までものすごく遠い)。ひとまず札幌の家に一度帰って準備して、札幌からバスに乗る。フェリーで八戸港着いたら八戸駅まではバスに乗って、どうにかこうにか盛岡にたどり着いた。1等室に乗ったこともあって疲れはあまり感じない。いやー、どれくらいぶりだろうな道外へ出るのは。

 電車見るとテンション上がるわ。盛岡のJRは電化区間は701系、非電化区間はキハ110系。あと盛岡駅にはいわて銀河鉄道もやってくる。

 例によってほとんどの車両はうちにいる....。新幹線(と田沢湖線の701系)がいないのよね。一関と盛岡の間の東北本線はかなり混雑する。一ノ関発車時点で7割座席が埋まってて、水沢ですでに立ち客がいるんだから...。旅では何度もこの区間で痛い目に遭ってるので、鉄コレを改造したうちの盛岡色701系は4両編成にしてある。

 快速はまゆり1号が発車する時間帯、4両で盛岡に着いた701系は写真のように切り離される(急いでて実物撮れなかった)。前2両が一関行き、後ろ2両が30分後発車の日詰行きになるわけね。まあ私ははまゆりに乗って遠野へ行って、前回行けなかったカッパ淵など見つつ、釜石では利尻へ送るお土産や食品や地酒等の買い出し。盛岡や遠野は大雪だったが、釜石や大槌は雪はなかった。釜石からは三陸鉄道に乗ったわけよ。

 このようなラッピング車が来た。うちにも三陸鉄道はそこそこいる。キハ110や仙台カラーキハ48と。

 トミックスの三陸鉄道が、一時期いろいろラッピング車が出てて面白かったので、気づけば3両も。しかも鉄コレのも入れて合計4両。トミックスのはいつの間にか屋根にはクーラーが着くようになったんだよな。しかし元は古い製品(私が小学生の頃から三陸鉄道の36型はあった)、カプラーのつき方が昭和なんだよな。ラッピングの三陸鉄道は動力が入ってなくて、これだけ別売りだった。面倒だったので1両にしか動力入れてない。あと一両に動力を入れるのと同時に、このダッサダサなカプラー周りをなんとかしないとな。とかいってどうせまたすぐ忘れるんだけどもだ...。

 

 こうして一昨年復旧した釜石宮古間を乗ったことにより山形、青森、秋田に続き岩手県の鉄道路線も全制覇。東北地方で残すは阿武隈急行の東船岡から福島の間だけ。それにしてもこうしてJRと三陸と並べたら気分は盛駅。ただ、15両編成対応のレイアウトからすれば1両や2両の列車が走るのは少々違和感があるのは事実。職場近くにあるほうの家に持ち込んで、ちょっとチューニングでもしようかね。

 

 ほぼ制覇したかに見える岩手県の車両、あとバスコレの106急行バスを探しているのだが、探してるときに限ってどこもないんだよな。