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テーマ:鉄道(21945)
カテゴリ:九州の鉄道ニュース
JR九州の青柳俊彦社長(68)は、南日本新聞社などのインタビューで、2020年7月の豪雨で被災した肥薩線の復旧に関し、国などから支援を受けたとしても自社負担額が100億円を超えるとの見通しを示したそうです。
また他のJR九州の赤字路線については「将来的にどう維持していくかの議論を進めたい」と語りました。 肥薩線の復旧について、「被害額は過去のJR九州の中では最大で、国などから補助を得られても(億の単位で)3けたの大きな投資になる」と言及しています。 不通区間の八代駅~吉松駅は被災前、1年間で9億円近い赤字でした。 「将来の維持費も考え、解決策を見いだしていかなければならない」と述べた。概算費用は2022年3月末までに公表するそうです。 JR九州の1キロ当たりの1日平均利用2000人未満の区間で、2020年度は19区間で総額66億円の赤字を計上しています。 また、先日、新しい新型車両・N700S「かもめ」が車両基地に運ばれた西九州新幹線について、「西九州新幹線開業は、利用者の拡大に向けた起爆剤になる」とインタビューで答えています。 新しい観光列車を運行するなど佐賀や長崎でのキャンペーンに力を入れていくことだと思います。 観光列車「はやとの風」が運行を終える霧島地区の振興策については、「利用が減った要因を分析し、『ななつ星』や『36ぷらす3』と連携を図りながら、地域の皆さんと一緒に考えていきたい」と青柳社長は話しています。 また、新型コロナウイルスの影響で、インターネット予約の利用が伸びたと指摘していて、「変化に合わせ、予約や料金設定のあり方を考えたい。駅に自動券売機をたくさん置き、スムーズに発券できるサービスに変えていく」とも語ったそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.11 17:06:41
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