甲府モデル パンケーキコンテナシリーズ『馬車鉄道1號』を作る! | キハでGo!

キハでGo!

Blog of the Kiha, by the mid-aged man, for the Kiha lovers.

こんばんは、連休の中日ですが、見ようと思っていたサンデーモーニングのスポーツコーナーが本日は30分以上早く放送されたようで、見逃してしまいました。どうやら巨人の元投手でメジャー経験のある上原浩治さんが後釜らしく、ゲストは元中日監督の落合さんだったようです。上原さんはともかく、落合さんのご意見番は見たかったorz

スポーツ以外は偏向報道気味のTBSなので興味がないため、いつもスポーツコーナーに合わせて起きていたのですが・・来週は何とか視聴したいと思いますw

 

さて本日から大相撲の初場所です!

15時からTVを付けて日本酒(もうすでに飲んでましたがw)と魚肉ソーセージを片手に楽しみました。

 

協会挨拶を見ると「場所が始まった!」と実感し、その後に今場所の休場者が発表されましたが、高安の田子ノ浦部屋で親方と力士、水戸龍の錦戸部屋でおかみさんがコロナ陽性とのことで両部屋の力士は全休となりました。

さらに違法賭博の嫌疑で木瀬部屋の英乃海と紫雷の二人は調査中とのことで親方判断で同じく全休となりました。

朝乃山はコロナガイドライン違反で今場所も休場です。夏場所まで休場し、7月から幕下下位か周りの成績次第では3段目からの再スタートとなります。)

コロナ感染は仕方ないにしても賭博がまたしても出てくるとは・・・・本人自身の問題で、協会としてもどうしようもないとはいえ、頭の痛い問題と思います・・・

 

幕内土俵入りは奇数日なので本日は東からでした。

阿炎、宇良、隆の勝など今場所も見どころが多そうですw

 

そして横綱照ノ富士の今年初めての土俵入りです。

横綱になって3場所目の土俵入りですが、見事なもんで、貫禄も十分です。

横綱になってから2場所連続で優勝(59年ぶりで5人目)していますが、今回も優勝し3連続となると、なんと103年ぶりの2人目となるようで、期待がかかります。(一人目は大正8年の栃木山です。)

今場所も目が離せません。そして明日も休みなので、明日も楽しめると思うと、興奮が収まりませんw

 

大相撲が始まる1時間前ほどから手持無沙汰になり、購入してから1年近く、放置プレーとなっていた甲府モデルのパンケーキコンテナシリーズ「馬車鉄道1號」を作ってみることにしました。

以前に豚積車の「ウ300」(詳しくはコチラ)と糞尿輸送貨車の「ト31」(詳しくはコチラ)を作成しており、「ト31」と一緒に購入し、1枚目のように動力と馬も購入していたのですが・・・・1年ほど熟成させていましたw

今回は連休で明日も休みという余裕もあったので、ようやく重い腰が上がり、2枚目のペーパーキット作成に必要な木工ボンド、瞬間接着剤、プラ製物差し、金属製物差しとデザインナイフを用意しました。デザインナイフは刃が欠けているとパーツ切り出しに支障がでるので、新しい刃に交換しておきました。

 

今回もやや厚めの紙と分厚い紙製のシートにレーザーカットされたパーツが1枚ずつ付属しており、2枚目の説明書を見ながら組んでいきます。

説明書を見ると文字が多く、難しそうな感じがしますが、丁寧に作業をすれば、意外と簡単にできるのでお勧めですw

 

おっと、作成時に必要なものをもう一つ・・・

1枚目の左に小さく写っていますが、すでに枠が組まれています。しかしこれはパーツ合わせの仮組みで、これから木工ボンドで接着していきます。

そこで必要なのが爪楊枝です!我が家の爪楊枝は1枚目の右に写っている「半自動式爪楊枝射出器」に収納されており、上部の白いボタンを「ポチっとなぁ!」と押すと、見えにくいのですが、爪楊枝が1本、斜め上に向いて出てきます。

これは山口の祖父母宅にあったもので、祖父母が亡くなり、家を片付けた際に頂戴してきました。今でもちゃんと動いており、今後も我が家の爪楊枝を適時、射出してくれると思います。

さて、爪楊枝ですが2枚目のように先にちょっとだけ木工ボンドを付けて、ここから各パーツに薄く塗布します。直接ボンドの容器からではベタベタになり、紙製パーツを柔くしてしまうため、爪楊枝は必須です!

 

基本枠を組んだ後は周りに側面壁を付けていきますが、側面は壁と窓枠で構成されており、レーザー刻印された線に合わせて窓枠を接着します。この時に透明物差しを使って垂直にパーツを押し付けるとキレイに接着できます。

窓パーツをあえてつけることで、2枚目のように凹んだ窓枠が再現され、より実感的になるようにできています!

しかも寸法が恐ろしく正確であり、気持ちのいいくらい、キッチリと端が合います!

 

側面壁は下部の裾を内側に曲げる必要がありますが、この時はプラと金属の物差しを使って気持ち程度の圧で曲げます。

1枚目は曲げた直後ですが、お判りいただけますでしょうかw

そしてそれを基本枠に接着しますが、今回は裾の曲げ加減が本当に良かったようで、2枚目のように下部の裾は基本枠のカーブにピッタリと合いました!!気持ちいい!!

 

そして上部の明かり取りか空気取り入れ口か分かりませんが、2段屋根部分の枠を組み、2枚目では1段目の屋根を組付けています。

この馬車鉄道は2號もあり、2號は屋根が1段屋根なので組み立てが簡単とのことでしたが、見た目はこっちがカッコよかったので、頑張って組むことを決意して購入しましたw

 

2段屋根部分の屋根を組みますが、1枚目を見ると枠は緩くカーブしており、そのままでは屋根部分はまっすぐなので載りません・・・なのでデザインナイフの柄を使って、軽く丸みを付けます。

 

お判りいただけますでしょうか?ちょっとだけカーブを描いています。パーツ自体にも溝が狭い間隔でレーザーカットで入っているので加工はしやすかったです。しかし手で曲げると均等にカーブしないので、このように鉛筆やナイフの柄など円筒の物を使って曲げるのがベストです。

そして2段屋根のトップ部分に曲げた屋根を組みますが、写真の通り、隙間なくキレイに接着できました!

 

お次は先ほど基本枠に組んだ側面壁に飾り枠を装着します。実車ではこの枠があることで側面の強度を高めており、そしてデザイン性も持たせていたと思います。

こちらも爪楊枝で木工ボンドを薄くつけて端をきれいに合わせて接着します。2枚目が実際に貼り付けた状態ですが、レトロな客車らしくなってきました!

 

基本枠の妻面側にも妻面壁を取り付けましたが、これでドア部分が強調されました。

2枚目では台車枠を装着していますが、台車枠は2種入っており、今回は動力車を付けるので薄い方を使用しています。ただ薄い方は簡単に曲がってしまうので、四角い軸受けをうまく台車枠と車体に接着することで曲がらないようにします。

 

後は妻面側に屋根と前面の転落防止板を取り付け、客車はほぼ完成です。

素組みの状態ですが、このままでも「白木の塗装前の馬車鉄道」として使えそうですw

 

ここからは先ほどの客車を引いていただく馬の作業です。

まず馬ですが、キットにも馬がありますが、分厚いパーツを2枚重ねします。しかしかなり平面的であり、説明書にある「UMA」がピッタリの表現で、実感的ではありません。

なので今回は説明書にもあった「ジオコレ」のザ・動物シリーズNo.103の「馬」を用意しました。3種が2個ずつ入っており、確認すると右上の栗毛は牧草を食べているような感じなので使えません。(いや、停車中で水を飲ませているとすれば・・・・)

なので葦毛か真ん中の栗毛のどちらかにしますが、馬選びは後にして、まずは馬具と固定枠を作ることにしました。

固定枠は木製なのでブラウンで塗装します。

 

1枚目は馬具(馬を客車の固定枠に繋げるための革製の馬具)と固定枠ですが、馬具は皮なので黒にしました。(茶色だと枠と同じ感じになるので・・・)黒はマッキーでちょちょいとタッチアップ塗装しました。

と・・・当初は相撲を見ながら作業していましたが、後半戦近くなり、集中力が低下してきたのと、お酒の酔いが回って、手先が震えてきたので、本日の作業はここまで!(笑)

KATOの貨車用ケースに客車と馬具、固定枠を収納し、切り上げましたw

 

今回はほぼ1年ぶりのペーパーキット作成でしたが、意外とサクサクと作業できました。これはおそらく、この甲府モデルのパンケーキコンテナキットの精度が高いことからと思われます。

「ウ300」を作って思いのほか楽しかったので、調子に乗って「ト31」と「馬車鉄道1號」をまとめ買いし、「ト31」はすぐに作り、さらに細い針金でちょっとアレンジを加えてさらに楽しみましたが、「馬車鉄道1號」の方は2段屋根がちょっと難しそうと感じて1年近く放置していましたw

一見、難しそうで、紙なので高いと感じるかもしれませんが、完成した時の喜びと手作りの唯一な車両と思うと「プライスレス」な体験もできるので、私的にはお勧めです!よかったら皆様もw

でわでわ