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今日はNゲージ鉄道模型、TOMIXの24系夢空間車の話です。懸案だったテールマークをシールジカ貼りから、簡易ですが比較的楽に交換できるようにしてみました。

 

対象はこの車両、オシ25 901(TOMIX 92792セット)です。去年からあれこれ弄っていますが、団体臨時列車(”夢空間”掲出)と寝台特急”北斗星トマムスキー”両方再現するようになったのでマーク交換式にしてみたいと考えました。右下に見えるのが交換用のマーク、以下リンク記事最後に書いていた”何か手は無いかなー?”を実現した形です。

 

 

”北斗星トマムスキー”を掲出、夢空は購入から10年以上経っていると思いますが、青いマークを入れることが出来たのは初めてです😁。勿論シールを貼り替えた訳ではありません。

 

製品は付属のシールを切り出して裏側から矢印;マーク窓部に直接貼り付ける仕様でした。もう1枚白いのを重ねて貼っていますが減光用の紙シールです。これだと1種類マークを選んだらそう簡単に交換 という訳には行きませんよね~😅。

 

シールは糊面側に印刷されている特殊なものでした。何度か貼り替えられるよう各種5枚づつ収録だったんでしょうね~。さてどうやって交換できるようにしたかというと、

 

矢印のように、上部と左右にマーク位置合わせのためのガイドを作りました。0.2mm厚のプラ板を接着剤貼付けです。車体床下、矢印部にも切込みを入れました。毎度のことですが、もしやってみようという方がおられたら自己責任でお願いします。

 

車端部の床板には2本ミクロビスを打っています。TOMIX車って車端部が浮き上がり易いという認識があって、これを抑制するためです。マークの位置合わせが微妙ですから出来るだけしっかり固定したい と考えました。

 

テールマークも0.2mmのプラ板に貼付け、写真のように配置してボディーを被せるという方法、マークを付けたプラ板ごと交換することで、ジカ貼りを回避しようという作戦です。減光の白色シールはライトユニット内の導光板に貼り付けています。

なお、ビス止めしたにもかかわらず浮きが見られますが、浮いているのは座席兼ランプシェードが入ったライトユニットの上板、下板しかビス固定できませんでした。上板を固定しようと思ったら確実にビスが突き出るでしょうから..(汗)。下板を固定しただけでも固定しないよりは浮きにくくなった とは思います。

(注 写真は静電気?でくっ付いた状態を撮影していますが、簡単にポロっと落ちます。ボディーを組む時はマークを上向きにして..ちょっとコツが要ります。組んでしまえばボディー内側に挟まるので落ちたりしません。)

 

マークの下にプラ板を伸ばしたのは扱いやすさと、ボディーを組んだ後連結器左右からドライバーなどでつっ突いて微妙な位置合わせを出来るようにするためです。ダミーカプラーパーツのカプラーをカットし、MicroTrainsのNo.2001ロングシャンクをねじ止め+接着剤併用 としています。ビスに干渉しないようダミーカプラーパーツの穴を拡げて装着しています。

 

写真の4種マークを準備しました。連結器後方に透明プラ板が目立つことの無いよう、下側にマジックで黒塗りを入れています。ボディーを外さないとマーク交換は出来ませんが、シールの貼り直しよりはだいぶいいんじゃないかな~。最初下から挿し込み式も考えましたが、どーせ連結器を外さねばならない(MicroTrainsのねじ止め式)ので、そんならボディーを外した方がシンプルだ と考えました。

 

プラ板を挟んだ分車体がハマり難くなりますが、0.2mm程度は許容範囲、ちょっと引っかかる程度です。ガイドを付けずにマークを付けたプラ板に合わせて0.2mm分彫り込む手もあったのですが、綺麗に均一に彫れると思えなかったのと、1両しか無い特別車両、失敗した日には代わりの部品が無いので止めておきました😅。

 

これで1、2枚目の”北斗星トマムスキー”や、写真の”夢空間”団臨(ED75 741もマーク無し)

 

EF81牽引の”北斗星”や”夢空間北東北”、色々な姿を比較的手軽に再現できるようになりました。

 

左のKATO24系 変換式テールサインのようにドライバー1本で変換可能 という所まで手軽では無いですが、KATOの変換式マークはオハネフ24の妻面窓下ギリギリまで高さが必要、たとえKATOから夢空が出たとしても窓が大きくテールマーク位置がその分低いので変換式マークを入れるのはかなり難しいんじゃないかなー とか思いました。

 

この車両は自作室内灯化していますが、TOMIX室内灯の長いスプリングを入れる集電方式を残していました。しかしバネがよじれて下部の集電銅板まで到達しないのか?点灯のための調整が難しい というのもあったので、長スプリングを廃して板バネ方式に追加改造しました。台車集電改造、ランプシェードの自己流改造など弄りまくりで、外観と座席パーツ以外は原形を留めていない というシロモノと化しています😁。

 

 

最初のリンク記事で書いたように当面”北斗星トマムスキー”として運転、今までずっと”夢空間”1種類固定で運転して来ましたが、青いテールサイン、思ったより映える気がします。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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