(地域を盛り上げるためにやってきた)
大変お待たせいたしました.「【旅行記】2021/11 どこでもきっぷ」を再開します.
※明日1/8の「鉄道もけい展示会」は中止です.ご注意ください.
これまでの旅路
2015年の北陸新幹線開業から2023年で8年,そろそろキハ40改造の観光列車にも運転終了などの情報が入るようになりました.そこで,この機会に「ベル・モンターニュ・エ・メール(以下『べるもんた』」に乗ることにしました.いわゆる「観光列車」用の車両が何度も全般検査や重要部検査を受けることはあまりなく,全般検査を受ける際に再改造されるケースもよくあります.
やってきたのは砺波駅です.日曜日に運行される「べるもんた氷見1号」は2021/7/4から砺波駅が始発となっています.「氷見1号」は「e5489」の1ヶ月1週間前事前申し込みでは入手できない可能性があるほどの人気列車であり,従って筆者もこの列車のみは「どこでもきっぷ」の指定券発行回数にカウントさせずに指定券を別途購入しています.
(他の「べるもんた」はそうではないようです.)
なお,チケットの入手が困難になっている理由は1両しかない上に団体利用があるためです.この日は砺波駅から団体で乗車がありました.
砺波駅のホームにはガソリンで動作する除雪機がありました.新潟県上越地方では「ピーター」と呼ばれています.しかし,これが役に立たないほどの雪がよく降るのがこの地域です.
それでは列車に乗り込みます.
まるで寿司屋のようですが,
それもそのはずで,富山空港や富山駅前などに店舗を持つ「とやま鮨」の「べるもんた店」となっています.「回転」はしませんが寿司を握る板前さん,召し上がる皆様まで一緒に運ばれる寿司屋は現在では全国でもここだけだと思います.
早速,同乗の板前さんにより手際良いサービスが行われます.
つり革などにもよくみると装飾があります.ロングシート部分は発売されませんが,地元の方の日常利用と思われる利用がありました.
実は「べるもんた」の模型を持って行っていました.
列車は高岡へ戻ります.途中二木駅からは貨物線がのびますが,現在は使用されておりません.その先に工場があります.
新高岡につきました.ここで列車は満員になります.
高岡駅前にはDE15がスタンバイをしていました.
なお,DE15について,「奥出雲おろち号」に使用される2558号機が廃車されたという情報が入っています[1].
高岡駅につきましたが,本当の「べるもんた氷見」の楽しみはここにあります.おおよそ見当はつくかとは思いますが,次回の記事で紹介します.
続く
[1]:
https://2nd-train.net/topics/article/36077/
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同じくキハ48型を使用し,北陸新幹線と同時期にデビューした七尾線の観光列車「花嫁のれん」は2019年に乗車しています.こちらは2022年度に重要部検査が行われるようで,もうしばらくの活躍が見込まれます.地元山口県・広島県で使用されていた車両をこのように綺麗に改装していただきましてびっくりしました.