郡元停留場【鹿児島県】(鹿児島市電谷山線、唐湊線。2011年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の『駅【簡易版】』コーナーは、
鹿児島県の県庁所在地・鹿児島市の中心市街地南寄りに位置する、鹿児島市電谷山線(1系統)と唐湊線(とそせん。2系統)の乗換駅、
郡元停留場 (こおりもとていりゅうじょう。Korimoto Station) です。
 
尚、写真は2011年の撮影で、現在は状況が変化していると思われます。ご了承下さい。
 
 
駅名  
郡元停留場 (I 16、南側電停…I 17) 
(※) 「郡元電停」「郡元駅」と表記する場合があります。    
 
所在地  
鹿児島県鹿児島市     
 
乗車可能路線  
鹿児島市電:谷山線、唐湊線   
 
隣の停留場  
谷山線 (1系統)  
武之橋方……鴨池停留場    
谷山方………涙橋停留場
 
唐湊線 (2系統)    
鹿児島中央駅前方……中郡停留場  
  
訪問・撮影時  
2011年10月  
 
 

郡元停留場は郡元電停交差点の北側、県道20号線の中央部にあり、同じホームで1系統と2系統の両方をさばいています。
また、交差点の南側には基本的に1系統専用の電停である郡元(南側)電停があります。
郡元(南側)電停はラッシュ時と早朝・深夜に運転される谷山方面と唐湊線沿いにある車庫への出入庫系統用のホームとして設置されていますが(郡元電停に停車させるとスイッチバックが必要なため)、1系統は全列車が郡元電停と郡元(南側)電停に連続停車します。
 
写真は2系統(唐湊線)より郡元電停を望む。交差点を左折して終点の郡元電停に到着するところです。
電停の出入口は手前の歩道橋、そして反対側の横断歩道の2ヶ所です。横断歩道側の出入口はスロープがありますが、電動車いすはホーム幅が足りないため利用できません。
 
駅前は市街地になっています。東側(右)には「イオン」があります。
写真は北を望む。
 
 

郡元電停は相対式ホーム2面2線です。
左側ホームは1系統谷山方面および2系統鹿児島中央駅前方面が発着、右側ホームは1系統鹿児島駅前方面および2系統当駅止まりが発着します。
鹿児島中央駅前方面と谷山方面を乗り換える際はホームを移動しなければなりませんが、すぐ後方に交差点があり容易に移動可能です。
また、前方の歩道橋でもホーム間を移動できます。
 
 

 

谷山線・武之橋方を望む。
1系統はこの先、市街地を北上して、武之橋電停からは第一期線に乗り入れて天文館通電停を経由し、鹿児島駅前電停を目指します。
そして2系統はこの先、回送で少し前進してから方向転換して、片渡り線を通って反対側のホームで乗車扱いをして鹿児島中央駅前電停を目指します。
 
 

南を向いて撮影。後方に郡元電停があります。
谷山線・谷山方は直進方向、唐湊線・鹿児島中央駅前方は右方向です。
そして谷山線は交差点の先に郡元(南側)電停があります。
 
 

こちらが郡元(南側)電停です。谷山方を望む。
同じ電停でありながら別の電停でもある、不思議な存在です。広島の紙屋町電停や長崎の昔の西浜町電停と似たような感じです。
郡元(南側)電停は基本的に1系統のみの発着ですが、唐湊線沿いにある車庫への出入庫のため、ラッシュ時と早朝・深夜に谷山方面と唐湊線方面を直通する電車が少数ながら運転されます。
そのために、唐湊線から谷山方面への連絡線も設置されています。
結果、郡元電停ではデルタ線が形成されている事になり、鹿児島市電では容易に車両の方向転換が可能です。
 
 

郡元(南側)電停より谷山方を望む。すぐ先に片渡り線があります。
鹿児島市電は早期にセンターリザベーションが採用され、軌道敷の緑化も進んでいます。
次の涙橋電停を過ぎると専用軌道区間に入り、郊外を南下して谷山電停を目指します。
  
  
あとがき  
下車(乗車)時・・・2004年、2011年     
  
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能 
 
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・あり  
飲食チェーン店・・・あり  
 
東京、大阪とも到達難易度が高いですが、
鹿児島市電谷山線、唐湊線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は郡元駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)