続・今年はとら年 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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「鉄道」を趣味の対象として、さまざまに楽しむ活動を記録するブログです。



 正月のブログネタの定番、干支にかかわる駅の雑談を。
 虎もしくは寅の付く駅名は、意外とあるようだ。東京在住者として、すぐに思いつくのが東京メトロ・銀座線「虎ノ門駅」だろう。近年、日比谷線に「虎ノ門ヒルズ駅」が出来た。この両駅は乗り換え駅になっているが、かなり歩かされる。開業間もない頃に一度行ってみたが、それ以来ご無沙汰だ。
 中京エリアになるが、個人的に気に入っている駅に「古虎渓駅」がある。名古屋駅から中央西線の快速に乗ると、わずか30分あまりで到達する(ただし快速は通過)というのに、駅に沿うように美しい渓谷が広がる。周囲には人家も少なく、ちょっとした秘境駅の雰囲気が漂っている。しかし、次の多治見駅はまた市街地だから面白い。
 同じ中央本線でも、東の方は東京駅から30分だと荻窪駅あたりか。線路の両側は人工物しかない。古虎渓のような自然の風景に変わるのは高尾駅を過ぎて、小仏峠を越えてからだから1時間以上の乗車が必要になる。


 もう一つ、ズバリの駅名ではないが「寅」がらみと言えばこの駅、京成電鉄の柴又駅がある。映画「男はつらいよ」の主人公、寅さんこと車寅次郎の実家の最寄り駅として、毎回スクリーンに登場する。長寿シリーズだっただけに、柴又駅のシーンで寅さんが乗り降りする京成電車もバリエーションたっぷりで、赤電からステンレス車両までその時代の電車が見られる。
 映画の世界観を再現したミュージアム「寅さん記念館」もあり、広告ラッピングの電車が走ったこともあった。
 もう一つ、この柴又駅に関連したネタがあるのだが、続きは明日に。