撮り散らかし鉄の記憶

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阪堺電気軌道 東玉出~塚西(2022.1.3) 復元車 モ161 我孫子道行き

2022年01月04日 22時07分27秒 | 路面電車
昨日、阪堺電気軌道 東玉出~塚西電停間で昭和40年台復元車モ161を撮りました。
1枚目は、紀州街道を進む昭和40年台復元車モ161の我孫子道行きです。



2枚目は後追いで、塚西電停に向かうモ161です。



モ161形は阪堺線が南海に所属していた1928(昭和3)年に161~170、1931(昭和6)年に171~176が登場しています。
1927(昭和2)年に登場したモ151形151~160の増備車になります。
後に間接制御の301形に改造されたり、モ151形が改造されてモ161形に編入されたりして、最終的にモ161~175の15両が揃いました。
徐々に引退が進み、現時点で営業運転が可能な現役車はモ161、162、164、166の4両となってます。

モ161は阪堺電気軌道開業100周年を記念して、2011年に昭和40年当時の状態に復元されていました。
しかし、老朽化が進んだことにより、昨年3月より実施された「モ161号大規模修繕工事」のクラウドファンディングによって費用を募り、昨年9月に大規模修繕が完成しました。
昨年12/2~は、広く一般の方々にも修復した姿を見ていただくことを目的として、本年2月まで約3ヶ月間、通常営業電車として運行することとなっています。

例年1月初の住吉大社の初詣特別輸送時には収容力の大きさを生かし、モ161形も営業運転に就くことが多いのですが、今年はモ161しか運用に入らなかったようです。
モ161形の運用は南海アプリの電車位置情報を見ればワンステップで表示されるので分かりやすいのですが、この日は恵美須町~我孫子道電停間で運用されているのが分かり、東玉出~塚西電停間で確実に記録しました。


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