憧れの寝台列車の旅② | よしひろ よしちゃん 鉄道写真館

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みなさんこんにちは!よしひろよしちゃんです。 

今回も憧れの寝台列車の旅と題して寝台列車についてさまざまな内容をご紹介していきます。


1958年10月に寝台特急あさかぜが運行を開始します。ここで、よく耳にするブルートレインと呼ばれる愛称が誕生したほか、これまで客車は運行行程によってバラバラにしていましたが、初めて固定編成化され集中電源方式が採用され冷暖房が完備されたほか、乗り心地も向上したため走るホテルとも呼ばれました。


★20系 客車(鉄道博物館に展示)
元祖ブルートレインであります。またこれまで座席仕様で走ってきた夜行特急もありましたが当列車が投入され全て寝台車化されました。


★20系客車 車内
走るホテルと呼ばれていましたが3段ベッドで結構窮屈だったようにも感じます。


★20系食堂車 車内
食堂車はホテルのような雰囲気ですね!


★列車給仕
列車給仕(列車ボーイ)と呼ばれる方が、かつて乗務していてベットの組立や解体・ベットメイキングなどを行なっていたそうです。列車給仕の名称が列車掛に変更されるまでチップ収入もできたそう。

特急列車など放送前に流れる車内チャイムは20系客車やキハ80などに初めて導入されたそうです。


★14系客車
1971年に登場しました。
当車両では寝台の組立・解体を自動でできる機能が初めて搭載されました。また電源供給は20系客車と異なり分散電源方式が採用されましたが登場した翌年の1972年に北陸トンネル火災事故が発生しそれから消火設備などが改良されました。

以降14系は製造されず1973年以降に製造されたのは集中電源方式を採用した24系が登場します。


★24系客車
最後まで活躍した車両は2015年頃まで走っていました。最後のブルートレインです。





現在は現役で走っている車両はありませんが尾久車両センターに何両か訓練用として残っています。





★トワイライトエクスプレス
24系を大改造して豪華寝台特急として活躍したのがトワイライトエクスプレスです。国鉄分割民営化後の1989年に誕生しました。




★24系客車 TWILIGHT EXPRESS 仕様
客車の顔は3種類ありました。一番上の車両は大改造されており最後尾の展望スイートとしてトワイライトで一番最上の部屋でした。


★トワイライトエクスプレス 展望スイート
2015年3月に定期運行は終了しましたが、京都鉄道博物館に保存され現在もイベント時などで内装を見ることができます。


★TWILIGHT EXPRESS  ロイヤルルーム
展望スイート以外にも素敵なお部屋がたくさんありました。

トワイライトエクスプレス楽しみの1つ
お食事ですね!

★TWILIGHT EXPRESS ダイナプレヤデス
食堂車では高級料理が提供されていました。



★TWILIGHT EXPRESS サロンカー
乗客なら誰でも利用できるサロンカー。日本海を眺めたり車掌さんがクイズ大会をしたり盛り上がった場所だったそうです。

ブルートレインとは20系.24系寝台客車のことを示すのですが、トワイライトエクスプレスの車体色な緑色です。

なのでトワイライトエクスプレスがブルートレインと呼べるのかは人によって異なります。ちなみにこれという定義はないのです。


ここまで寝台列車は全て客車でしたが電車も存在します。


★581系.583系電車
世界初の寝台電車として1967年に運行を開始しました。


★581系.583系電車 車内
もう一つの特徴は昼夜問わず走っていたことです。当時、車庫は満杯で少しで昼夜問わず走れるまた機関車の手配がいらないので効率が良かったそうです。




★581系.583系電車 車内
昼間は座席車として、夜間は寝台車として活躍できるよう工夫されていました。



窓下の赤い部分、昼間は肘掛けとして使用でき夜間はメガネ置きとして使うことができます。

などなど様々な形で寝台列車は年々進化していきましたが、これも皆さんご存知の通り。時代遅れの乗り物となってしまいます。

1964年に東海道新幹線が開通して以降、各地で新幹線が開通し寝台列車はなくなっていきます。

次回へ続きます。

ご覧いただきありがとうございました。
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