2025年の大阪万博開催にあわせて準備が進められている、大阪メトロ期待の新車「400系」
この画像はhttps://onl.sc/n6Mrwq7 の水音車両サイトより引用しています。
2025年の大阪万博開催にあわせて準備が進められている、大阪メトロ期待の新車「400系」がいよいよ姿を見え始めました!!
企画やデザインの、わかっていること!
形式名と投入本数は?
形式名は「400系」です。12年ぶりの新系列となります。
長年「仮称:40000系」とされてきましたが、民営化後第一号ということで心機一転を図ることを目的としたのか、従来の命名法則とは一線を画したものになりました。406-01 – 409-01という名前になっていくのでしょうか。
投入される本数は全部で23編成としており、現在の中央線で活躍する20系・24系を全て置き換える見込みとなっています。
いつからデビュー?
まだ具体的なスケジュールは明示されていません。
しかし、大阪万博の開催期間は2025年5月3日~11月3日までとなっており、先程の投入本数から万博に間に合わせることを考えると、遅くとも2023年下半期始まりぐらいには投入が開始されるものとみられます。
[Metro News]動画
・新車の名前は「400系」
・これまでの仮称は「40000系」だった
・投入される本数は23本。これまでの中央線車両を全て置き換え、中央線は400系に統一
・デビュー時期はまだ未発表
・ただ万博を考えると、2023年下半期までには投入され始めないと間に合わない
これまでのデザイン変遷
グッと目を引く鉄道車両らしくないこのデザインは、宇宙船をイメージしたものです。
四隅に配置したヘッドライトや、
この画像は https://onl.sc/SbQzDgw の水音車両サイトより引用しています。
このデザインは、Osaka Metroの総合的なデザインを担当である奥山清行さん。これまでもJR東日本の新幹線E6系・W7系などのデザインはもとより、隣の神戸市地下鉄6000形車両のデザインも担当した経験があります。
あまりの奇抜さにTwitterでは困惑する声が続出。「オニゴーリみたい」「バトルドォォム」など 一方で、デザイン系のお仕事をされている方からの評価は高めでした。
一方、前面がガラス張りのデザインは前面展望が良く(=運転席視界の見切りが良い)、貫通扉も用意するなどデザインだけでなく実用性もバッチリです。
これまでのデザインコンセプトは未来都市でした。
・デザインは「宇宙船のような顔立ち」
・日本車両では例が少ない八角形の正面デザイン
・ヘッドライトは四隅に配置
・非常貫通扉は右側に設置
・ホームドア導入を前提とした側面カラーリング
・色は中央線のグリーンを主体に、4扉目が車椅子スペースを表した青色に
・窓が天地方向に小さくなる(座席の関係か)
・反対にドア窓は大きく広がる
・これら設計は奥山清行氏のデザイン
車内の様子や設備は?
400系では、なんと横2列のクロスシート車両を、6両編成にうち1車両において設置します。大阪メトロの地下鉄車両としては初となる試みです。
また、大阪市営地下鉄時代からのある種(?)伝統だった、車内吊り広告を全て廃止にして、非常にすっきりとした車内へと生まれ変わります。歴史的な転換点ですね!
また、スマートフォンなどを充電するためのUSBポートを設置するのも嬉しいポイントです。
車内のLCDディスプレイは、御堂筋線30000系と同じくデュアルディスプレイを採用。最大となる21.5インチモニタとなっています。
【400系から採用されるもの】
・クロスシート車両(6両編成のうち1車両だけ設置)
・吊り広告を全て廃止
・Osaka Metro最大の21.5インチモニタx2
・先頭車両にスマートフォンなどを充電出来るようなUSBカウンター
・荷物棚の高さを10cm下げる
【既存車両に引き続くもの】
・空気清浄機を全車へ設置
・車内Wi-fiを全車両に設置
・防犯カメラを全車両に設置
・車内はLED照明
製造メーカー・価格は?
製造は山口県にある日立製作所において行われます。
価格は1車両あたり約1.63億円。これは都営浅草線に導入された5500形と」ほぼ同価格。
同社ではアルミ製の「A-train」を得意とすることから、400系もアルミ製である可能性が高いです。
400系の導入は2025年に開催される大阪・関西万博開催を見据えたもの。中央線は2024年度中に万博会場の夢洲まで延伸する予定で、それに備えた新車両です。運転開始は2023年4月の予定です。
夢のある電車は速く乗りたいですね。
by GIG@NET
kereiisukokeのmy Pick どうぞ