
前置き長くなりましたが、2022年最初の投稿は今年中に運転終了や定期運用終了となる鉄道車両をまとめてみました。では早速ご覧下さい。
【3月11日】

3月ダイヤ改正で箱根湯本への特急を大幅に削減して小田原折り返しの特急を増発し、沿線利用者の着席サービスを拡充させるみたいですね。
東日本旅客鉄道205系
(運転終了 / 相模線・宇都宮線・日光線)

JR化に製造された205系メルヘン顔(上写真)や相模線顔も間もなく引退します。

日光線で2013年3月16日から運転開始、宇都宮線では2013年8月24日に運転開始、107系や211系を置き換えました。

宇都宮線・日光線の205系は大半が京葉線から転用

メルヘン顔を2本廃車にしたため埼京線で使用していた205系も宇都宮地区に転用

日光線の観光列車205系「いろは」は、2022年3月26日に大宮~日光間で運転予定のツアー列車をもって引退する予定です。
東日本旅客鉄道209系3100番台
(運転終了 / 八高線)

JR八高線で異彩を放つ209系3100番台も引退、東京臨海高速鉄道で余剰となった70-000形を譲り受け2005年4月16日に運転開始した異色の経歴を持つ車両です。

JR埼京線・川越線にも乗り入れる東京臨海高速鉄道(りんかい線)70-000形、譲渡されても元同僚と顔を合わせることも

209系3100番台ハエ72編成には特製編成札を掲出しています

八高線の車両は総武線で活躍していた元E231系0番台・元209系500番台に統一されます
西日本旅客鉄道201系
(運転終了 / おおさか東線)

東海道・山陽本線への新型車両投入で余剰となる221系をおおさか東線へ投入し201系を置き換えます。

かつては首都圏でも活躍していた201系、JR東日本では2011年6月に京葉線で引退し、JR西日本管内でしか見られなくなりました。

未だに103系が走っているのに引退とは・・・
【3月21日】
九州旅客鉄道キハ47形・キハ147形「はやとの風」(運転終了)
【3月中】
東日本旅客鉄道E3系700番台「とれいゆつばさ」(運転終了)
【2022年春】

1997年3月22日から特急「スーパーおおぞら」や特急「スーパー北斗」で活躍していたキハ283系気動車、キハ281系を改良した振込式気動車によって札幌駅~釧路駅間を4時間25分から3時間40分に短縮しました。

キハ281系(上写真)より高速性能が向上したものの2011年の石勝線特急列車脱線火災事故からトラブルが続き、厄介な存在に転落してしまいました。部品数が多く保守も大変みたいですね。

新たに22両増備されるキハ261系によって置き換え、携帯電話充電コーナーの設置や車いすスペース増など車内設備が拡充される模様です。
東海旅客鉄道211系(国鉄車)
(運転終了)

1986年11月ダイヤ改正での快速増発に伴い211系0番台4両編成2本を導入、国鉄時代に登場したレアな存在です。新型車両315系に置き換えられる当該車両は3月中に引退予定です。

JR東海から国鉄時代の車両が全廃します

213系や311系(上写真)の記録もお早めに

JR化後に登場した5000番台などは今のところ対象外です
今の段階で分かっている引退車両は以上です。

今年は都営地下鉄6500形などの新型車両がデビューする一方、置き換えられる車両も数多くあります。葬式鉄が荒らす前にコツコツ記録しておきましょうね。

富士急行が富士山麓電気鉄道に分社化されるほか、JR北海道で7駅、JR東日本で2駅が廃止、東武スカイツリーライン竹ノ塚駅付近高架化など2022年の鉄道も様々な出来事があります。

岡山地区の快速サンライナーや磐越西線の快速あがの廃止も衝撃的、コロナによる影響はまだまだ出てきそうですね。
今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。
