今年は、9月3日13:50に家族が没しましたので喪中です。
赤ちゃんでやって来て、急速に成長し、急激に老いていった我が子であり、彼女であり、かけがえのない相棒。
生老病死をまざまざと示してくれたメス犬。16年前に縁あって我が家に来てくれました。
12歳で子宮膿腫の大手術を受け、14歳を越えたあたりから、度々心臓発作かてんかん発作を起こし4度も危険な状態になりました。末期は目耳鼻とも利きにくくなり、腫瘍も抱えていました。
最後は穏やかに静かに命を終えました。死の寸前まで自力歩行はなんとか出来ていたので大往生でした。
粗相も度々しましたが、罵ったり手をあげたりすることはしなかったのは誇りです。
最後の2年間はコロナのお陰でずっとそばについていることが出来、車でドライブして人がいないところで散歩し穏やかに過ごせました。
16年の終わりの残された一日一日はもう覚悟は出来ていたので、逝った時刻も冷静に確認し、見送れました。
年賀状の代わりに2度目の梅ヶ枝湯の絵を描きます。
誰かに送ることにしてハガキに描けば失敗させないように大事に描けるでしょう。
歪んだデッサンでとぼけた古ぼけた感じを…
C59。
モデルは九州鉄道博物館収蔵展示の1号機。
実機は屋根下保存車でツルツルピカピカです。
下書きはあまり細部まで描き込まないように大まかに…らしさや雰囲気を掴めればと。デッサンは狂っていてもよし。
「少年H」の映画パンフレットから似た角度のC56を参照に。
蒸気機関車が牽く旧型客車内でのロケ地といえば大井川鐡道、そしてC11かC56 です。
Nゲージで金属のタルタルツヤツヤ感を出したいな…と思うのですが、模型単体では無理かなとも思います。
車体だけでなく車体を取り巻く空気感や旅情の雰囲気、その時の感情、旅への憧れや喜び、寂寥感、不安、緊張などメンタリティーによるものが大きいのかな…と思うので、絵の方が表現出来るかな…
逆にCGでは出せないデフォルメや省略、強調、味わい。
思い出補正や思い入れ補正を含めてそれを表現出来る技量。
最近、ようやくホームセンターに行っても好きだったペットフードを無意識に探そうとすることが無くなりました。
女性らしい、犬にしておくのには惜しい犬でした。忠実で期待を持って懐いてくれたので、こちらも糠喜びさせてはいけない、裏切ってはいけないと思わせられ。
犬と生活を共にしていると、人間にも尻尾がついていたら、よっぽど人間関係がスムーズにいくのにと何度思ったことか…
今まで犬は4匹飼いましたが、もう飼いたくないです。が、もし不幸な犬と出会ったら連れて帰ってしまうと確信します。