
衝撃的な事件や異常気象など様々な出来事があった2021年は、鉄道業界でも色々な車両が華々しく登場したり、往年の名車が勇退いたしました。

今回は2021年に運転開始した鉄道車両や引退した車両を主に取り上げたいと思います。

鉄道界隈で私にとって今年一番のニュースは、やはり185系が特急踊り子号や湘南ライナーの運用から退いた事ですかね。

ラッシュ時間外に片側5ヶ所ある扉のうち2ヶ所を閉鎖して昇降式座席が現れる京阪5000系の引退は、ラッシュ時の乗降をスムーズにした多扉車両の歴史に影響を与えた出来事でした。
(写真は扉を塞ぐ昇降式座席)

東急電鉄が8500系車両を一般向けに販売する大胆な企画も衝撃的でした。

記憶に新しい小田急線や京王線の無差別的な事件も衝撃的でした。模倣犯が現れてしまいましたが、来年は悲しい事件や事故が起きないよう願っています。

なお撮影していない車両もあり、記事中で写真が掲載できなかった形式がある点は、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

ではどうぞご覧下さい。※西武多摩湖線新101系ラストランは含めていません。
【1月31日】

京阪電気鉄道二代目3000系「プレミアムカー」営業運転開始(写真は未連結)
【2月10日】

名古屋鉄道1700系営業運転終了、全車特別車の1600系として1999年に登場、2008年の2000系登場によって運用が激減し一部が廃車、生き残りは1700系に改造され活躍していましたが、バリアフリー化の波に押される形で引退した悲運の車両といえます。
【2月12日】

近畿日本鉄道12200系定期運用終了、11月20日のラストランツアーをもって引退、私の中で近鉄特急の代表格と思っている「新スナックカー」が終焉を迎えました。
【2月21日】

東京地下鉄17000系営業運転開始、私の通勤路線にも乗り入れるので乗る機会が多い車両です。

11年振りとなる7000系の廃車が開始、17000系の導入によって早いペースで置き換えが進められています。

8両編成も登場し7000系の置き換えが加速化
【3月11日】

九州旅客鉄道 大村線キハ200系・キハ220系(「シーサイドライナー」)運転終了
【3月12日】

東日本旅客鉄道185系特急「踊り子」・「湘南ライナー」運転終了、この列車・車両を巡って東海道線や中央線で線路内立ち入りなどのトラブルが頻発、私からすれば普通の踊り子や廃車回送を撮るためにわざわざ線路に入るなんて馬鹿じゃないのと思いました。

東日本旅客鉄道 男鹿線(上写真)・五能線キハ40系キハ48系運転終了、JR東日本からキハ40一般車両が引退(ジョイフルトレイン除く)

五能線キハ40系

西日本旅客鉄道 紀勢本線105系運転終了
(写真は桜井線内で撮影)

西日本旅客鉄道 七尾線415系800番台・413系(上写真)運転終了

四国旅客鉄道2000系 特急「南風」・「しまんと」運転終了、軽快な走りとソフトな座り心地の座席が好きな2000系の運用が大幅に縮小され廃車が進行中。

九州旅客鉄道787系 特急「かいおう」運転終了

日本貨物鉄道DD51形ディーゼル機関車運転終了
、JR東日本(2機)とJR西日本(8機)では現役ですが、力強い走りを早めに記録しておきましょうね。
【3月13日】

東日本旅客鉄道E131系0番台運転開始(房総地区)、武蔵野線や八高線には中古車を回しローカル路線に新型車両を導入するという・・・
【3月21日】

箱根登山鉄道モハ2形109号運転終了
【4月23日】

小湊鐵道キハ40系(上写真左)運転開始、JR東日本で引退したキハ40が小湊鐵道で再デビュー!
【4月26日】

能勢電鉄3100系運転終了、阪急マルーンに映える飾り帯がよく似合う車両でした。
【5月21日】

西日本旅客鉄道12系客車 「SL北びわこ号」運転終了(写真は客車送り込み)
【5月29日】

東武伊勢崎線系統での30000系運用終了、転属先の東武東上線では主力車両として活躍中です
(写真は東急田園都市線沿線にて)
【6月30日】

九州旅客鉄道キハ66形・67形運転終了、羊の皮を被った狼の異名をもつ高性能気動車が引退してしまいました。(写真はキハ65形で代用)
【7月4日】

えちごトキめき鉄道455系・413系運転開始
(写真はJR西日本時代の同編成)
【7月24日】
[No photo]
神戸市交通局3000形運転終了

1976年に登場した1000形(上写真)と同時期に1993年デビュー2000形も置き換えられてしまい驚きました


来年6月までに2000形も置き換え予定、6000形に統一される前に記録しておきましょうね。
【8月7日】

東京地下鉄18000系運転開始、ほぼ同じ設計の17000系よりデビューが少し遅かったですね。
【9月4日】

冒頭に述べた京阪電気鉄道5000系が運転終了、国内最後の多扉車両となった5000系は2ヶ所の扉に座席が昇降する異色の車両でした。
【9月26日】
[No photo]
東日本旅客鉄道485系ジョイフルトレイン「ジパング」運転終了、撮影する機会が無く残念です

【10月1日】
【10月22日】
【10月31日】
[No photo]
札幌市交通局M101形定期運用終了、ラストラン前日に車との接触事故に巻き込まれるアクシデントがあったものの、最終日までに修繕を行い最後の花道を飾ることができました。
【11月1日】

新京成電鉄8000形運転終了、「くぬぎ山のタヌキ」の愛称で親しまれた8000形がとうとう引退してしまいました。
【11月18日】

東日本旅客鉄道 相模線E131系500番台運転開始
【12月25日】

阿佐海岸鉄道 阿佐東線「DMV」(デュアルモードビークル)運行開始、軌陸車に改造したマイクロバスが、線路上を走行し終着駅から車輪を収納してタイヤで路上を走ります。

2020年11月30日にディーゼルカー(ASA-101、ASA-301(上写真))の運行が終了、工事や試運転を経てようやくDMVの運行が実現しました。
【12月27日】

四国旅客鉄道キロ47形 「伊予灘ものがたり」運転終了(ポスターで申し訳ありません)
【2021年月日】

東京都交通局5300形運転終了、都営地下鉄浅草線で活躍した5300形は
今年も各社で様々な新型車両が登場したり、玉突きで古い車両が引退しましたね。

引退した車両よ今までありがとう、そして今年デビューした新型車両や譲渡車両も頑張って走り続けてほしいと思います。

来年は都営地下鉄三田線の新型車両6500形(上写真)や宇都宮地区のE131系600番台などがデビュー予定、それに伴い都営6300形初期車や205系の一部が置き換えられます。

今年も非常識な撮り鉄が多くのトラブルを起こし、同じ趣味をライフワークにしている私としては残念でなりません。線路に入って列車を緊急停車させたり駅構内で罵声浴びせるなど、周りに迷惑をかける常軌を逸した行動を慎んで下さい。(要はキチガイな事やるな)

何よりも鉄道会社に迷惑かけるなんて本末転倒、それで鉄道を愛してますとかフザけるな。社会勉強してから出直して下さい。善悪の判別もつかないような人が社会に出るのは危険なんですよ。

今月中旬に転職したばかりで仕事を覚えるのに奮闘中ですが、軌道に乗るまで更新・訪問の頻度が低下します。
それでもお付き合いいただけると幸いです。

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。
