鉄道コレクションの大糸線セットのクハ68017(元クロハ59)を加工して、昭和35年~36年頃に京阪神緩行線で運用されていた時のクハ68001の姿を再現しようとしています。

 

天地を逆に置いてありますが、別パーツの前面貫通ホロを装着するための取付穴が、上下2ヶ所に開いています。今回は、貫通ホロを使用しませんので、取付穴を塞いでおきます。

 

取付穴の寸法が計測し難い位置にあるので、貫通ホロに設けられた取付爪で寸法を計測することにしました。何れも厚さは0.5mmで、横幅は上側が2mm・下側が1.5mmです。残る奥行については、次の理由から2mmに決めました。

 

貫通ホロを装着した際に、上側の取付爪が妻板裏面側に少し突き出ており、奥行寸法は1.5mm位で良さそうです。装着や塗装などの作業性も考慮して、上下とも長めの2mmにしました。

 

貫通ホロの取付穴を埋めるため、0.5mm厚のプラ板から切り出した小片を取付穴に軽く挿し込んだ状態です。前方に目一杯突き出した状態にしてあるのは、正面切り口を車体色に塗装してから挿し込む算段をしているためです。

 

先に塗装を済ませておいた原形(3桁サイズ)の運行番号枠とヨロイ戸形通風器を仮置きしてみました。元のHゴム仕様の運行番号枠を削ぎ取った際に周辺塗装を傷付けてしまったので、運行番号枠の周囲や雨樋の一部に下地の水色が見えており塗装の補修が必要な状況です。

 

そこで、塗装の要補修箇所(窓枠内側を含む)を先にタッチアップしてから両パーツを取り付ける方が良いのか、それとも両パーツを先に取付けてから窓枠内側を含めてスプレーで一気に塗装し直した方が良いのか迷っており、この状態で一旦中断しています。(続く)

 

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