皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

さて、やっと年末の旅行より帰還いたしました。今回は天候の回復を待って急遽ルートを決めたのですが、無事にあずさ~大糸線~はくたかのルートで大糸線を縦貫して白馬まで行くことが出来ました。今夜以降再び寒波が到来するという事で、今後も気象状況には注意が必要ですね。

 

ちょうど出発の時も投稿いたしましたが、行きは28日に南小谷行き「あずさ5号」で終点まで行きました。

 

↑新宿から南小谷までは約4時間の長丁場です。

 

昨日も書きましたが、現在大糸線に直通する「あずさ」が1往復しかない事なんて、全く知りませんでした。そのため「まぁ適当な時間に出ればよいかな」と思っていたところこの1本しか無かったため朝早起きをする羽目になりました…。このあずさ5号の1本後のあずさ9号で出発すると、松本から先南小谷方面の大糸線普通列車との接続が悪いため、南小谷到着が16:10と、1日が終わってしまいます。そのため大糸線方面に直通しようとするとこのあずさ5号に乗る以外に方法は無さそうですね。

 

↑小淵沢を過ぎると雪化粧をした八ヶ岳が見えてきましたが、平地は雪がありません。天気は快晴で非常に気持ち良かったですね。

 

↑大糸線に入ると北アルプス連山が見えるようになってきました。こちらも信濃大町まではあまり雪がありません。

 

↑青木湖。信濃大町を過ぎるころから急に雪深くなってきました。白馬あたりからは豪雪の様相です。

 

↑無事に南小谷到着。

 

この日は大糸北線は運休中でした。私は30日に大糸北線で糸魚川へ抜ける予定なのですが少々心配ですね。

 

↑29日も快晴で穏やかな日でした。その分ゲレンデは固くなり滑りにくいというのは欠点でしたが…。

 

↑今日は昨日までとはうって変わって雪景色でした。ただ、最近の例ですと大糸北線は雪ですぐに止まってしまう印象があるので非常に心配です…。

 

↑今日は午前中で切り上げて、昼の大糸北線で帰還の途につきました。無事に大糸線は走っていました。この列車は先日乗った「あずさ5号」と接続する列車であることもあってか、2両で来ました。津山色のままのキハ120は当地では初めて見ました。というか大糸北線って実は初めて乗るかも(汗)

 

↑キハ120-329+キハ120-341の2連です。各車とも延命工事が施工されているようですね。

 

↑雪深い大糸線を行きます。

 

↑キハ120の2連で来ましたが、車内は満員で立ち客までいました。

 

ボックスシートは1両に1ボックスしかないので一家4人でロングシートに座っての移動でした。まぁ座れるだけ良かったですが…。

 

以外と乗客が多かったことが意外であったことと、それに合わせてか2連で来たことも意外でした。これ単行だったら立ち席移動になるところでした。

 

以前に比べるとスキー人口も減少してきているという事でしたが、宿泊したホテルは満員大盛況の状態で、冬季間に白馬エリアを訪れる人は決して少なくはないという印象でした。しかし、松本方面からの優等列車は臨時列車もなくあずさの1往復のみ、大糸北線はキハ120の普通列車が(平岩折り返しを除いて)7本のみというのは非常に寂しい気がしました。特に大糸北線は北陸新幹線の開業で東京から南小谷方面では松本経由よりもはるかに早く到達することが出来るため、もうちょっとテコ入れして新幹線連絡の観光需要を掘り起こしても良いのでは?とも思いましたが、観光で鉄道を利用する人の割合は決して高くないでしょうし、観光シーズン自体も限られるため現実は非常に厳しいのでしょうね。

 

↑1989年1月の時刻表から。松本側からは新宿・名古屋・大阪から「アルプス」「くろよん」「つがいけ」が夜行で乗り入れており、昼間は「あずさ」「しなの」が乗り入れています。あずさは4往復も来ています。また逗子から「白馬銀嶺スキー号」なる列車も来ています。165系かな? 大糸北線も大阪方面から気動車や客車で5往復ものシュプール号が乗り入れており、また普通列車の1本は福井始発の「白馬銀嶺」号として運転されています。

 

私の頭の中の大糸線って、冬になると臨時列車も含め多くの列車で賑わうという印象でしたので、今日の状況は非常に寂しいとしか言いようがありません。このご時世、スキー板担いで新宿まで出向いて、特急で白馬まで行くなんていう時代じゃないのですね。。。 大糸北線はJR西日本としては完全なる飛び地路線となっており路線の維持にも非常に経費が掛かり大変なのでしょう。ここだけ非電化ですのでJR東にあげる訳にもいかず…。しかし北陸新幹線連絡を考えるとこの区間を廃止にしてしまうと非常に使いづらい路線になってしまいますね。

 

当日乗った列車はそれなりに盛況でしたが、先行き不安な路線が多い今日この頃、なんとか利用者が減ることなく路線が維持されることを期待したいですね。

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!