先日、VSEが2022年3月のダイヤ変更(改正)で定期運用が終了するとの小田急からの公式発表がありました。以前からもうそろそろかという噂はありましたが、いざ発表されると残念な気持ちになりますね。
しかしながら公式発表の裏には何かあるように皆さんも感じているのでは!
連接車でホームドアに対応していない車長や現状ではあまり効果のない車体傾斜制御システム等、メンテナンス上で問題であろうボディマウント構造等々。営業的には更新しても改善出来ない問題を多く抱えた車両だと思います。
VSEは観光・レジャー客を対象としていますが、後継車両のGSEは観光・レジャー客+ビジネス・通勤・通学客をターゲットにしている様な仕様になっています。これが今の小田急の特急ロマンスカーに対する認識なのでは???
現在、特急車としてVSE・GSE・EXE(EXE-α)、MSEの4車種が活躍していますが、ダイヤ混乱時の特急ロマンスカーの運転再開までの時間が異常に長い事が以前からの指摘されていました。観光・レジャー目的での利用者にとっては折角ロマンスカーに乗りたいと思っていてもとても残念なことです。半面、特に箱根・小田原方面の利用者は新幹線や東海道線へのルート変更の方が意外な展開で面白かったりして次回もこのルートでと・・・。
今回の発表は残念ですけど、VSE撤退でダイヤ復旧の早期化を実現してくれたならと切に思います。というか車種の統一化がVSE撤退の最大の狙いなのではと思う今日この頃です。
正面から 秦野~渋沢 2016.12.
サイドビュー 美しいですね! 新松田付近 2021.11.
今回は定期運用から撤退する小田急のVSEの話題でした。もう1回はどこかで雄姿を1枚とるぞ!
最後に一言。もう時代遅れの「スーパーはこね」の呼称、やめたら!!!