こんばんは、やはり長期休暇というのは気分的に余裕が出るのか、普段は「面倒なので後日」としていることに、取り組んでみようという気が起こるようですw
なので・・・・
先日、近くのブックオフでかなり安く入手したKATOの14系客車(JR仕様)の3両(詳しくはコチラ)を使って、急行「なんちゃって能登」なる編成を実践しました。(詳しくはコチラ)
再現時は上記のTOMIXの編成例を参考にしましたが・・・・・
編成例では金沢方面を左にした際、左側に14系寝台車、右側に14系座席車が連結され、寝台と座席の間には座席車のオハフ15が入ります。編成例ではオハフ15の車掌室は上野方面の右側を向いており、写真では1枚目です。しかし前回の「なんちゃって能登」ではTOMIXとKATOのカプラー問題(ほぼKATOのせいですが・・・w)により、2枚目のようにオハフ15の車掌室を金沢方面の左側に向けての連結しかできませんでしたorz
理由は一目瞭然です。正しい向きに連結しようとしても・・・・
1枚目は左がTOMIXのオハネ14(アーノルド)、右がKATOのオハフ15妻面側(伸縮型密自連形)で、2枚目は左がKATOのオハフ15車掌室側(アーノルド)、右がKATOのオハ14(伸縮型密自連形)となっており、連結できません!
最初はオハネ14とオハフ15車掌室側をKATONカプラーやEF66のナックルカプラーに変更することで解決するかと思いきや、14系客車のボディマウントカプラーにアーノルドやナックルカプラーなどへ換装する術もなく、またKATOの伸縮型密自連形は同じ会社のNカプラーやナックルカプラーとは連結できない致命的な欠点を抱えていました。
これがKATOの14系同士でしか連結しないのであればよいのですが、今回のように他のメーカーで且つ凸凹編成を再現する際にはどうすることもできませんw
なので・・・・・
ネットでググったところ、同じような問題はあちこちに見られており、その中でいくつかのサイトに何とかナックルカプラーを装着する方法を紹介されているサイトがありました!!
方法としてはボディマウントカプラーを一部削ったりするようなので、今回はもとに戻せるようにAssyパーツを別件注文時に一緒に発注しておきました。(詳しくはコチラ)
14系客車ですが、「キハ80」用のカプラーセットを使いますw そして結構高いw(4個で定価880円します。失敗できんw)
まずは計画!
1枚目、左のTOMIXのオハネ14はアーノルドからKATOのNカプラー、右のKATOのオハフ15(妻面側)は伸縮型密自連形からKATOのナックルカプラーへ変更。
2枚目、左のKATOのオハフ15(車掌室側)はアーノルドから付属しているナックルカプラー(長)、右のKATOのオハ14は伸縮型密自連形からKATOのナックルカプラーへ変更します。
これで連結が可能になるはずですw
まずは一番、作業の多い、オハフ15(妻面側)とオハ14の伸縮型密自連形カプラーをナックルカプラーへ改造します。
車両からボディマウントごと取り外し、2枚目のように分解します。
最初にボディマウントへ装着するナックルカプラーを加工します。
カプラーの上側(赤の□で囲ったところ)をデザインナイフで削ります。削らないとボディマウントより厚いので、パーツが固定できません。
それと妻面側のボディマウントには板バネが付いていないので、2枚目の赤丸部分に接着剤を少量付けて、固定しないとリップシャンクが動いてカプラーが開口してしまいます。そうなると走行中のカーブで自然開放してしまいます。
ナックルカプラーの加工が終わったらボディマウントを加工しますが、加工前の赤丸部分を削り落として、側面も上面も共に面一の平らにします。
後はボディマウントの心棒にナックルカプラーを装着し、完成です。(一枚目の下が加工したボディマウントカプラーです。
2枚目の通り、KATOのNカプラーに変更したTOMIXのオハネ14(左)とナックルカプラーへ換装したボディマウントカプラーのオハフ15(妻面側)は見事に連結できました!
そしてオハフ15(車掌室側)は付属のナックルカプラー(長)に説明書を参考に換装し、オハ14の伸縮型密自連形は先ほどと同じように改造し、2枚目の通り、無事に連結できました。
連結はうまくいったので、これでTOMIXの14系寝台車(JR西日本 出雲2・3号)は全てKATOのNカプラーに変更し、KATOの14系座席車はボディマウントにナックルカプラーを装着すれば、両メーカーの14系の寝台と座席をごちゃ混ぜにつなげ放題となりますが・・・・・
1枚目はKATOの14系座席車で元の伸縮型密自連形で、2枚目はナックルカプラーに換装したボディマウントカプラーです・・・
車両の間隔が恐ろしいほど空いてしまいましたorz
急行「なんちゃって能登」を楽しむ時は仕方ないのですが、14系客車だけの編成時はさすがに見た目が悪いので、全部を改造する気にはなりませんでした。なので凸凹編成を楽しむ時は換装マウント、同型編成の場合は伸縮型密自連形に都度、交換して楽しむことにしました。(Assyでカプラーを買っておいて正解でしたw)
そしてTOMIXの方も、以前と違ってKATOのNカプラーを微妙に付けにくいように台車のカプラー部分が変更されており、そのまま装着するとカプラー自体の首振りが全く無くなるので、カーブのRが小さいと脱線する可能性もあるため、交換は見送りました。(多分、Nカプラのお尻の部分か台車のカプラー部分の出っ張りを削れがば良いと思うのですが・・・面倒ですw)
今回は急行「なんちゃって能登」を楽しむための最低限の換装にとどめました。
早速、前回と同様になんちゃってEF62(EF62なのですが、14系能登を引いていた時代ではないので、「なんちゃって」ですw)をけん引機関車にしてオハ14が2両足りない、急行「なんちゃって能登」を入線させます。
しかし今回は前回と違って、オハフ15が上野方面を向いているので、前回よりもややですが、「なんちゃって度」が軽減されましたw
そして今回のオハフ15の向きを変更できたことで、再現したかったDE10による金沢⇔七尾線輪島まで普通列車として間合い運用された4両(寝台+オハフ15)も再現が可能となりました!!(寝台車を普通列車に使用するのも珍しいですねw)
同じ青ボディですが、屋根は寝台と座席ではエアコン機器の違いから凸凹感が満載ですw
動画でけん引しているDE10ですが、KATOの3桁品番でかなりの骨とう品ですw
音はやや大きいかもしれませんが、まだまだ元気に走行してくれています。
DE10も時々、店で見かけると「買おうかな・・」と思いますが、その時に不思議と「703」(品番)を思いだして、購入に至っていませんw これからも頑張ってくださいw
以前にもブロぎましたが、メーカー間のカプラー問題は何とかして欲しいですね・・・確かに自社製品に誘導するには仕方ないのかもしれませんが、ユーザーとしては「どちらを買っても楽しめる」が良いのですが・・・独自企画はレールだけにして欲しいですねw
ということで午後は「福袋の開封」(詳しくはコチラ)と伸縮型密自連形カプラーの改造で充実しました。
早くも年末年始休暇の第一日目が終わろうとしていますが、明日は正月の準備なので、今日みたいにのんびりと過ごすことが難しそうですw
でわでわ