D51形蒸気機関車は、日本国有鉄道(国鉄)の前身である鉄道省が設計、製造した、単式2気筒で過熱式のテンダー式蒸気機関車で、1935年から1945年までに1115両製造された。その他に、台湾向け、ソビエト向け等も合わせると製造総数は1184両となる。D51という形式名から、愛称は「デゴイチ」「デコイチ」。
D51 515は、1941年に埼玉県の大宮工場にて製造された。主に水戸機関区、大宮機関区に所属し、常磐線の貨物列車として運用された。1970年に廃車となり、翌年より水戸市の千波公園に静態保存されている。