南海すみっコぐらし スタンプラリー 和歌山編 HYDEサザンとめでたい電車 | まだだ、まだおわらんよ・・・

南海すみっコぐらし スタンプラリー 和歌山編 HYDEサザンとめでたい電車

 

 

今回も期間限定のラッピング車ですが、

 

すみっコぐらしではなく、

正月に見たHYDEサザンに乗車しました。

和歌山市ふるさと観光大使でもあるL'Arc〜en〜Cielのhyde氏とのコラボ車両ですね。

大文字標記がソロで、小文字がラルクのメンバーでの名義、他のメンバーも同様で

観光大使はグループではなく個人なので大文字なんですね。

 

こちらは2022年3月までの運行になりますのですみっコぐらし号よりも猶予があります。

 

外装ラッピングは氏の黒ミサライブと友ヶ島の要塞廃墟をイメージしたゴシック調の攻めたデザインですが、中は特にHYDE感もなく何の変哲もない特急列車、

 

さらにベース車両が旧型(10000系)のサザンなので、特に拘りが無ければ新型のサザンプレミアム(12000系)の方が内装も新しく綺麗でおすすめかと。

 

同じ料金なのに新型には座席背面大型テーブルにフットレスト、全席にコンセント電源装備、さらにプラズマクラスター付きなのに対してこちらにはそれらすべてがありません、

窓側席にのみ小さなサイドテーブルがあるだけで歴然たる差があります。

 

しかし、この車両に乗る価値はこれとは別にあるのです、それについては後ほど。

 

大和川をわたり、

 

この前来たばかりのりんくうタウン方面に向かう空港線との分岐、

 

泉南の海を眺めながら、

 

県境の山間を抜け紀ノ川橋梁をわたるとまもなく和歌山市駅に到着。

 

下車しすぐさま向かいのホームに移動、

加太さかな線に乗り換え。

 

次のお目当ての電車に乗り込むために慌てて移動、

接続時間があまりに短く外から電車を撮っている間もなく出発。

 

この電車もさきほどのサザン同様ラルクのhyde氏とのコラボ電車

見たままわかりますが、冒険がテーマ、海賊船がモチーフです。

こちらは先ほどのサザンとは対照的に内装が凝りまくりです。

 

吊り広告の代わりに帆が張られ、吊り革の魚に天井の蝙蝠などのほか、音楽に因んだ音符やらピアノの鍵盤などの意匠も随所にあしらわれ乗っているだけで楽しい。

 

途中でこの車両の妹設定のピンクの「さち」とすれ違い、

 

このめでたい電車には4色の編成があって、

青の「かい」とピンクの「さち」が夫婦でその子どもが赤い「なな」

そして今乗っている黒いのが「さち」の兄で「かしら」というちょっと拗らせたような楽しい家族設定があるのです。

 

登場順に「さち」「かい」「なな」のそれぞれ頭文字をとると「さかな」ということだそうです。

 

4編成めの「かしら」は「さかな」の3文字を使い切ってしまったので、海賊船の船長の呼び名や縁起物の鯛の尾頭付きからの命名ということですが、

頭文字の「かしら」もあるんじゃないかと思っているのは自分だけなのかな?

とかどうでもいい事を考えてしまいました。

 

昔子どもの頃よく父に連れられて釣りで訪れた磯ノ浦駅、懐かしい。

 

海の景色と窓の音符がいい感じ。

 

車体には鱗の模様、運転席扉の後ろに目玉をあしらい魚を模したデザイン。

和歌山の海なので鯛がモチーフなのですがベースが電車である宿命上どうしても細長くなるので、鯛というより鯉のぼり感が…

 

よく見ると左側の目には眼帯をしているんです、

海賊感を出していて芸が細かいです。

 

ここでようやくすみっコぐらしの登場。

大漁のぼりが漁港風でいい感じですが、この駅からは海は見えません。

 

スタンプラリー、加太駅構内で7つめ。

 

続く。

 

 

このスタンプラリーは2021年12月26日を以て終了しています。

 

 

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