やっちまったよ…おい!

 今年の徘徊は先々週の磐越西線徘徊旅で終わりにするつもりが…やっちまいました。
 お時間の許す方は私とともに徘徊しているつもりでごゆっくりご覧ください。
 令和3年(2021年)12月27日10時51分。
 JR東日本上野駅は冬の東京らしい晴天でした。

 昨日の私は休日…通院している病院で検査を終えて自由の身。
 通院している病院は東京メトロ日比谷線上野駅から徒歩3分ほどのところにあります。ということは昭和通りを挟んだ反対側にあるJR上野駅にも近いわけであります。

 病院から帰宅するには昭和通りを渡らず、この通りに出たところにある東京メトロ本社ビルのところから地下鉄の入口階段を下りていけばいいのです。
 しかし、足が勝手に昭和通りや中央通りを跨いでJR上野駅へ直結するデッキの階段を上りはじめたではありませんか❗
(お、おい足ッ❗どこへ連れて行く気だ⁉️)
 そんな私の問いかけを無視して足め…勝手知ったるかのように中央改札口前のみどりの窓口の指定席券売機の前へと私を拉致しました。
(おいッ…今日は徘徊しないぞ❗先々週喜多方に行ってきたばかりじゃないか…)
 すると今度は手が勝手にポケットから財布を取り出して券売機の操作を始めやがりました。
(やめろ❗小遣い無くなっちまうだろうがガーン)

 そんな私の心の叫びを無視して手め…上野駅を11:30に発車する北陸新幹線「はくたか561号」の乗車券と指定席特急券を買ってしまいました。

(なんだ…この上野→上越妙高ってのは?この界隈は準地元と言ってもいいほど徘徊し尽くしているんだぞ❗もっと他のところはないのか?)
 手も足も私のことなど無視したまま中央改札口を入って新幹線改札口へと向かいました。
 新幹線ホーム…20番線に東北新幹線「こまち21号+はやぶさ21号秋田新青森行が到着。「はやぶさ」ラベンダー帯JR北海道H2編成。E5系には何度も乗車しているけれどH5系はまだ未乗車なのでどうせならこの列車の指定席特急券を購入すればよかったのに…。
 
 それにしても母ちゃんがいなくてよかった…母ちゃんがいたら
「父ちゃんはここに跨がって行きなよう🎵」
などと言い出しかねませんから…。
 いいなぁ…ラベンダー帯。

 向こう側の22番線には北陸新幹線・上り「はくたか558号」東京行。JR西日本W7系ですが編成番号はわかりませんでした。 
 私が乗車する「はくたか561号」JR東日本長野新幹線車両センターE7系F13編成

 埼玉県の熊谷駅を通過するあたりからは進行方向右側車窓前方に赤城山が見えてきます。

 高崎駅を発車しました。

 上越新幹線から分岐していきます。

 赤城山が後方に去ると今度は榛名山。

 かつての信越本線碓氷峠の66.7‰ほどではないにせよ、新幹線としてはかなりの急勾配である30‰の長い勾配を碓氷峠の北側を回り込むようにして登りきると群馬県から長野県に入って軽井沢駅を通過します。
 軽井沢も青空が広がっていましたが、浅間山は雪雲に覆われて美しい姿を見ることはできませんでした。
 上田駅あたりまでは晴れていましたが、長いトンネルを抜けて善光寺平に入ると先日の雪が周囲にも残り、小雪が舞っているようでした。
 もともと雪の影響で東京駅を折り返す時点でわずかに遅延が発生していたこの列車…先行列車に遅延が発生していて上田駅手前などで徐行運転となって長野駅到着時点で7分ほどに遅延が拡大しています。

 長野駅で接続する各列車のうち篠ノ井線中央本線特急「しなの14号」名古屋行は私が乗車している「はくたか561号」からの乗客を待っての出発、しなの鉄道北しなの線普通列車妙高高原行も同じく乗り換え客を待っての出発のようです。
 飯山線は大雪のため戸狩野沢温泉~越後川口間が運休というのは大雪のときのお決まりです。
 数年に一度という強い冬型の気圧配置というので長野市内からの菅平から志賀高原にかけての山並みは見えないかと思っていましたが、車窓から眺めることはできました。
 列車は速度を落として長野駅に到着します。
 長野駅に到着しました。
 北陸新幹線は新潟県の上越妙高駅までかJR東日本の管理ですが、通過タイプの「かがやき」は上越妙高駅を通過するので全列車が停車する長野駅にてJR東日本とJR西日本の乗務員交代が行われます。長野~上越妙高間はJR東日本の路線でありながらJR西日本の運転士・車掌による運行となっています。
 いつもながら思うのですが、JR東日本の乗務員の場合は機械による自動音声の日本語~英語の後に車掌さん本人による放送、JR西日本の乗務員の場合は自動音声(日本語)~車掌さん本人による放送~自動音声(英語)という順序になっている気がします。

 長野駅を出るとまもなく在来線の車両基地や車両の改造を行う工場、廃車となった車両の解体作業を行うJR東日本長野総合車両センターの広大な施設が進行方向右側の車窓から眺められます。
 廃車置き場には解体される運命にある首都圏の横須賀線や総武本線快速で活躍していたE127系やオール2階建編成として東海道本線の湘南ライナーや中央本線で土日を中心に行楽輸送をする快速「ビューやまなし」などで活躍していた215系などに混じって今後の動向が気になる189系N102編成が編成を分割されて廃車置場に留置されているのが眺められ、続いて中央線快速電車の2階建グリーン車組み込み及びトイレ取り付けと12両編成化改造工事のため入場しているE233系0番台、点検と改造(?)ではるばる長野へやってきている神奈川県の私鉄・相模鉄道の車両が見え、車両基地には「リゾートビューふるさと」の車両などが見えます。
 ここから少し(新幹線の速度で…)走ると進行方向左側の車窓には北陸新幹線のJR東日本側の車両基地である長野新幹線車両センターが眺められているはずです。

 高社山の長いトンネルを抜けると千曲川を渡って「寺と豪雪のまち」…長野県飯山市のエントランスである飯山駅に到着です。新幹線開業により野沢温泉などへの玄関口ともなっています。

 飯山駅を出ると信越国境の山間部をトンネルで突き抜けて高田平野となります。
 北陸新幹線は雪が降ると上り列車では通過列車めある「かがやき」も糸魚川駅で一旦運転停車(客扱いはしない)して車両への着雪状況や雪落とし作業が行われますが、豪雪地帯である信越国境を通ってきた下り列車で行われたことを見たことがないのはそのほとんどをトンネルで抜けるためでしようか?

 下車駅である上越妙高駅に到着です。
 このあとアクシデントが待ち受けているとも知らず、私は乗車してきた列車を見送りました。





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 高校2年生くらいかなぁ…。