京都河原町('21.12.14)
交差点四つ角のビルそれぞれに、「阪急京都河原町駅」の文字が。
時計の上に舞妓はんの銅像。
河原町といえば、「お座敷小唄」を思い出す。
私が生まれる前の流行歌だが、祖父がよく歌っていたので、私も小さい頃から、どこにあるかはわからなかったが「先斗町」と「河原町」という地名だけは知っていた。
八坂神社の方向に歩き、四条大橋へ。
東華菜館の前を通り、振り返って建物を撮る。
1926年(大正15年)竣工。
近江八幡を拠点に活動した、あのウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計。
川向こうにはレストラン菊水。こちらの建物も1926年竣工らしい。
この向かいには、1929年(昭和4年)竣工の南座もある。
1200年余りの歴史を持つ古都・京都だが、ただ古いものを安閑と守っているわけではなくて、むしろこれらの建物のように、積極的に新しい文化や情報を取り入れてきた。
だからこそ、何度もあった危機を乗り越え、現在も都として存在し続けているのだ。
さっき道端で、“反マスク派”の団体がブースを出して活動していた。
1年半前にWHOのテドロス会長が、「ウイルスに感染していない人がマスクをしても意味がない」と発言した時点から、情報がアップデートされていないのだろう。
スーパーコンピュータ「富岳」によるシミュレーションの結果を、情報として取り入れることを拒んでいる。こういうのは単に時代遅れという。
(皮膚病の人や、幼児など、事情があってマスクをつけられない人は別だが)
観光旅行なのに、こういう重苦しいことを考えてしまい、気分転換ができてないまま鴨川を渡る。
南座の前を通る。八坂神社には向かわず、
『仮名手本忠臣蔵』に登場した、一力亭のある角を右に曲がる。
花見小路通。
お茶屋や置屋などが並ぶ、京都らしい町並みとして知られる。
ただし、今の時間は思いっきり逆光で、写真が撮りづらい。
そこかしこに、「私道での撮影禁止」と書かれた看板が立っているが、どこで撮影するのが駄目で、どこがOKかわからない。
さすがに、この道路の真ん中から町並みを写すのはOKだろうと判断したが……。
わらび餅屋に少し行列ができているなど、人通りはそこそこある。
でも、コロナ禍の前は平日でも、こんなに歩きやすい道ではなかったのかもしれない。
ウインズ(場外馬券場)の前から、振り返って北を向いて写真を撮ったら、まあまあきれいに撮れた。
本来、この通りは石畳なのだが、現在は水道工事のため、アスファルト舗装になっているらしい。
京都市観光協会 京都府観光連盟
JRおでかけネット(JR西日本) 京都市交通局
※旅のマップはこちら。
※これ以前の「日本縦断ゲーセン紀行」はこちら。
・第236回 悪縁を切り良縁を結ぶ(京都河原町、祇園四条、醍醐→椥辻)
・第235回 六地蔵で祈る(六地蔵→醍醐)
・第234回以前
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