おはようございます。
年末が近くなりましたね、今年最後のブログは私鉄全線走破旅の小田急編で締めくくりたいと思います。順調にいけば3回か4回で終わるはずなのでちょうど最後31日に振り返りの記事を出していい締めくくりになるはずです。(きっとそうなるはず、、、)小田急の乗車自体は全くないわけではないですが、短区間の利用をたまにしていただけでろくに撮影もしたこともありません。
今回の全線走破旅はまず新宿からスタートし、さっそく話題のロマンスカーに乗ることにしました。今回乗車した時点ではまだダイヤ改正のアナウンスは発表さてておらず、せっかく乗るならということで一番新しいGSEの運用に乗りました。というのも新宿10時発ということで一番ちょうどいい時間帯ということもありました。おかげで先頭車は満席に近く、何とか1席確保できました。
GSEはデビューしてからまだ数年ということもあるのと、これまでの小田急のロマンスカーの伝統の色に近いものに戻ったということもあり、鉄道ファンのみならず沿線利用者にとっても懐かしいものになっているでしょう。土曜日の午前10時発ということもあり、家族連れが非常に多く発車前に電車の前で撮影している人たちも多く見られました。新宿出発後は山手線からそれていくようにカーブをし新宿西側のオフィス街をゆっくり走っていきます。代々木上原で千代田線と合流し、ここからは複々線区間に入ります。
2018年に高架化された区間、これによって優等種別と各駅停車の運転頻度は限りなく向上し、輸送力改善は絶大なものでした。特急はじめ快速急行や急行などは真ん中2線の急行線を走っていきます。途中の登戸まで複々線区間が続きます。登戸からは複線区間となり、比較的に自然と住宅地の合間を駆け抜けていきます。
今回乗車したのはスーパーはこね号、新宿を出ると次は小田原まで止まりません。途中の主要駅である新百合ヶ丘や相模大野などはすべて飛ばします。小田原まではおよそ1時間、東海道線や湘南新宿ラインの普通列車よりも圧倒的な速さになります。相模大塚で江ノ島線と分岐してからは神奈川県西部の自然の多い地域へと入っていきます。新松田ではJR御殿場線とクロスし、ここで御殿場線に入る連絡船が設けられ直通の特急が設定されているのは有名な話ですね。
ちょっと前の複々線区間では考えられなかったカーブと自然の中を走り切ると最後は田園風景に富士山を眺めながら小田原へ一直線。今回は小田急の全線走破旅ですが、せっかくなので箱根湯本まで乗車することにしました。有名な入生田からのサードレールの区間もしっかり見てきました。終点の箱根湯本まで新宿からおよそ1時間15分、ここから先箱根の山へは箱根登山鉄道かバスを利用することになります。強羅まではおよそ40分、今度は箱根登山鉄道の旅もしてみたいと思いつつ、残る小田急線へ戻るべく、廃車の進む赤色の1000形で小田原へ戻りました。