知鉄話 日本国有鉄道史 第17話 電力王と呼ばれた、松永安左エ門が提言、国鉄を民営化せよ
国鉄は、昭和62年に民営化されましたが、それより遙か30年ほど前の昭和33年には、電力王と呼ばれた、松永安左エ門が、自身が運営するシンクタンクで、国鉄を民営化せよと提言していきます。
こうした発言に、マスコミは評論家の間でも賛否両論飛び交うこととなりました。
この時期に、国鉄は民営化論が出ていたことにも驚かされますが、ほぼ30年後の国鉄民営化議論と同じ問題が指摘されており、逆に言えば国鉄が内包していた問題は30年前からそうした病根を持ったまま放置されてきたと言えそうです。
実際、昭和30年代は政府も先祖返りしており、鉄道省のように国鉄を政府の配下に置こうとする力が強く働いており、賃上げ等に対しても運輸大臣がが介入しようとして諫められると言ったこともありました。
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国鉄があった時代、日本国有鉄道史
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