2021/11/6 その10 夜の直江津駅に来る車両たち | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(まさかの並びが実現)

これまでの旅路

 

 

 

すっかり暗くなりましたが,直江津駅には4路線(北越急行含む)がやってくるだけあって,様々な列車がやってきます.

なんと,トキ鉄413系が「越乃Shu*Kura」と並びました.時刻表では「越乃Shu*Kura」と並ぶことはなかったので嬉しいサプライズです,というより,ダイヤ自体がこのような設定となっています[1].折角なので「越乃Shu*Kura」の車両を少しチェックしておきます.

独特なロゴにLED方向幕,そして「新ニツ」表記です.運行されるたびに新津から回送されているわけで,県内とはいえかなりの長距離となります.

中にはバーカウンターがある車両があります.ここで立ち飲み話ができると楽しそうです.検査期限にはまだ余裕があり,筆者(山口県在住)が見る・乗ることができるかどうかは別としてまだまだ活躍できそうです.

4路線に向かう車両が勢揃いするまさしく運行の要衝です.直江津は古くから鉄道(および海運)の町として栄えてきました.

トキ鉄413系が糸魚川方面に引き上げます.ここで413系の幕回しの動画を紹介します.

 

代わりにET122型がやってきました.すべての路線が電化されているとは思えない気動車王国の姿がここにありました.

トキ鉄には多くのラッピング車が存在し沿線を賑わせてくれます.

そして,なんと115系の旧新潟色が入ってきました.

車内は昭和時代の115系のそれを強く残します.ダイヤ上は「バル急行」からの乗り換えで上越妙高から乗車できたようですが,山口県・岡山県で115系が現役,それも一部には原型の車内を強く残すものがあるためか,筆者が乗車しようとはその時思いませんでした.

この115系はその後直江津駅の車庫に入り,「田島塗り編成」と並べられたそうです.一連の撮影会企画のもう一つの主役といえ,関係の皆様は大変お疲れ様でした.

なお,115系のトキ鉄乗り入れは2022/3/11をもって終了するようで,少なくともこの列車は廃止されます.

逆に,JR東日本線にトキ鉄の車両が乗り入れることがあります.長岡方面の終電は早く,この列車が終電です.

ET122型のもう一つのイベント兼用車「Nihonkai Stream」が戻ってきました.

実はこの時1番線に「3市の花」が留置されていました.

すっかり遅くなりましたが,宿は妙高はねうまライン沿線にとっておりますので「しらゆき」で戻ります.ここに,移動距離差し引き0kmの長旅が一つの結末を迎えました.それ相当に疲れたことはいうまでもありません.

 

さて,山口県に帰らなければなりませんが,「JR西日本どこでもきっぷ」の有効期限が1日残っていますのでこれを使うことになります.もちろん単純に帰ることなく色々寄っておこうと思います.

 

続く

 

 

 

[1]:このダイヤでの臨時急行が初めて設定された2021/8の「納涼急行」の時点でそうであり,鳥塚社長のブログで紹介されていますと,追記しておきます.