キャンセル狙いの流儀~指定券券売機&窓口の利用 | 車内販売でございます。

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【お知らせ】
「伊予灘ものがたり」ラストラン12/26.27では、現地ではツイッターで発信します↓。
ブログ「車内販売でございます。」は帰ってきてからになります。
 
乗りたい列車が、満席になってしまった。
そんな時、日を改めて窓口に向かうと、キャンセルが出ていることがある。
「キャンセル狙い」で、指定券が手に入るわけだ。
今回は、キャンセル待ち・キャンセル狙いの話。
 
 
■指定券券売機を積極利用
私はできる限り、窓口でなく、指定券券売機を利用する。
指定券券売機の方が、都合よい点が多数ある。
《1》券売機は、遅い時間でも使える
首都圏でも、みどりの窓口設置駅が大きく減っていることもあって、混雑が激しくなっている。
更に、営業時間が驚くほど短くなっている。私が住む千葉県では、大きな駅・船橋駅や津田沼駅でも18時までしか開いていない。県庁所在地の千葉駅でも、19時で閉まってしまう。(松戸駅は20時まで頑張ってるけど)
これでは指定券券売機を利用するしかないのである。
写真は、小海線の野辺山駅↓。この駅の指定券券売機は、9:15~17:25と短く、地域によって事情は異なる。
 
《2》座席が細かく選べる
指定券券売機だと、座席の位置まで選べる。
東京周辺の指定券券売機だと、東北・東海道など各新幹線、「あずさ」などの在来線特急、「リゾートしらかみ」などの観光快速も、どの座席が良いか選べるのである。
空いている車両が良いなと思っている際は、特に便利だ。
4号車はどの席が空いていると分かるため、空席状況を見たうえで選べる。
 
《3》席が選べる&気まずくない
窓口の係員は、仕事だから、毎日のように行って、顔を覚えられても一応問題ない。
ただ、場合によっては1日に何度もキャンセル狙いに行くと、こちらもシンドイ。(小市民だから(^^)/)
特に、詳しい知識があって親切な係員に限って、コメントが返ってきたりする。
3日前も、「あ~この日は『伊予灘ものがたり』最終日ですから人気なんですよね~」と言われて、親切ではあるけど、シンドイ気分になってしまう。
2年くらい前「伊予灘ものがたり」の記念運行の前日に、松山駅で打ってもらったら窓口の係員は表情が硬かった。
5~6分窓口の前にいたら、キャンセル狙いの客が3人来て、もう何十回も打ってるんだなと想像できた。
以前、最終の秋田行き「こまち」が満席だった時は、仕事に行く際に、自宅近くの駅と仕事先の駅、さらに往きと帰りの計4回、指定券券売機を使って確認した。すると7~8回目で空席が出ていて、ゲットできた。
 
■みどりの窓口を利用する場合
指定券券売機が便利とは言っても、窓口でないと取れない指定券もある。
●「伊予灘ものがたり」などの一部観光列車
→「リゾートしらかみ」「指宿のたまて箱」のように買える列車も多い。
●一部列車の個室など特別な設備
●学割・株主優待などの割引切符
 
私の場合、JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」「四国まんなか千年ものがたり」「志国土佐時代の夜明けのものがたり」が、窓口でないと取れないので、窓口に向かう。
またJR東日本以外の観光快速は、席が取れても座席を選べない列車が目立つ。配慮の無い3人組のボックスシートに混ざり、嫌がらせに近い仕打ち受けたことめあるのでリスク回避だ。
そのため、窓口で指定券を確保する。
 
 
■みどりの窓口利用の流儀
鹿児島県内の窓口なら、多くの客は九州内の利用だから、客が口頭で言っても大抵はすぐ伝わる。
でも東京周辺だと、方面も多く、列車の本数も多いから、用紙に書いて申し込むのが基本だ。
(実際は、「明日の《のぞみ》で東京9時くらい発で京都まで、窓際でね!」で、たいてい通じますが)
さて、来る12月27日の「伊予灘ものがたり」ラストランに向けて、毎日キャンセルが出ていないか、みどりの窓口に寄っている。
12月26、27日の計3本は確保できた。
でも、もっと乗りたいので、キャンセル狙いで打ってもらうのである。

 

遠くの四国の列車で、4本打ってもらうわけだから、記入は必須となる。
多くは「ツアー枠」だから、簡単にはキャンセル出ないのは承知だが、わずかな望みにかけるわけだ。
キャンセルが出ておらずに、1本も取れない場合、申し込んだ用紙は、客に返却される。
戻ってきた用紙を使って、次の日にも使える。次からは、いちいち書き込む手間が省けるわけだ。
でも、私は受け取らずに、次のキャンセル狙いの時は、再度記入して提出する。
(再度記入した申込書↑)
手間がかかるのに、なぜ繰り返し利用せずに、再度記入するのか?
最大の理由は、縁起をかつぐからだ。一度取れなかった用紙を再度使うより、新しい用紙に記入した方が、御利益ありそうな気がする。
宝くじは、どこの売り場で買っても、当たる確率は理論的に同じとはいえ、人気の売り場だけ行列できるのに似ている。
他にも、かなりの人気列車で取れる確率は低いのに、何度も窓口の係員さんに叩いてもらうのに、頼む側が手抜きで再利用するのは申し訳ないという気持ちもある。
(↑今度こそ、と繰り返し書いて窓口に向かってもダメ)
私は50歳代の「昭和の人間」だから、『履歴書は手書きが当たり前、ワープロで打つのは手抜きで問題外』という時代に20歳代を過ごした。そんな古い感覚の人間だからかな。
 
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本日は12月24日、クリスマスイブの金曜日。