内房線全駅間歩き3(浜金谷-安房鴨川) その10・雨が嘘のような千倉の青空 | 駅から駅まで・旅のあしあと

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鉄道路線全ての駅間を歩く全駅間歩きを10年以上続けています。
今は東海~北海道エリアを歩いていますが、目指すは全国全路線全区間踏破!
そんな壮大な目標、たぶん一生レベルでかかるので、長い目で見守っていただけるとうれしいです。
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その9からの続き

 

-千倉(8:49着)-

 

 

思った以上に長く降り続く雨の中、2日目最初の駅・九重駅に着きました。

 

ずっと今の道を歩くのもつまらないので、

踏切を渡って、ちょっと寄り道してみました。

 

雨脚はもう霧雨程度。

あまつさえ東の空が明るくなってきたよ。

 

 

 

「まきばの臭い」がしてきたと思ったら、右手に牛舎が。

マスク越しでもしっかり臭いました。

 

 

 

しばらく線路沿いを東へ。

 

雨、止んじゃいましたよ。

レインウェアのジンクス、ふたたびです。

これで晴れたら暑くなるから、もうしばらく曇っていてくれよ。

 

 

 

再び線路を渡って、さらに東へ。

周囲は峠越えのような風景になってきましたが、

実はあんまり登っていません。

 

 

 

大して登らないまま、峠越えのトンネルにさしかかりました。

このあたりで標高約50メートル。

 

この先は南房総市の千倉地区です。

館山市は南房総市に囲まれているんです。

 

 

 

トンネルを抜けると、緩やかな下り坂。

いつの間にか線路の高さに追いつきました。

線路と道路を隔てる柵が無いのが、なんともローカル。

 

 

 

すでに雨は止んでいましたが、

とうとう雲の切れ目が東の空に現れました。

 

頼む、日差しはもうちょっと待ってくれ。

レインウェア着たまま日差しが出ると、暑くなってしまう。

 

 

 

そんな願いも空しく、たちまち青空が広がりました。

日差しが当たって、体感温度は急激に暑くなりました。

 

 

 

それどころか、だんだんお腹の調子まで悪くなってきました。

 

いきなり下り龍が襲ってきて、しばらく立ち止まることを余儀なくされました。

この写真もそんな待ち時間に撮った一枚。

 

 

 

下り龍の隙を突きながら黙々と歩いて、踏切にさしかかりました。

これを渡って左へ進めば駅へショートカットできますが、

ちょっと駅近風景を眺めてみたかったので、直進。

 

 

 

千倉駅と千倉市街地は2~3kmほど離れています。

ここを右に曲がれば千倉市街地へ、左に曲がれば千倉駅へ向かいます。

 

千倉市街地も見てみたいところですが、

今回はとかく時間がないので左へ。

 

 

 

下り龍が襲ってくる頻度が高くなってきました。

この商店街を抜けたら駅なので、早く駅へ向かいたいと思います。

 

 

 

千倉駅に着きました。

…でも、まずはお手洗いへ。

 

 

 

問題解決した後、ホームへ。

 

ホームは2面3線。

かつては特急列車も発着していただけある造りです。

いまも朝夕に千倉始発・終着の列車が設定されています。

ここから安房鴨川駅までの間が内房線で最も運行本数が少ない区間です。

 

 

…というか、いつの間にか快晴ですよ。

あの雨は何だったんですか?

 

 

その11へ続く

 

 

九重駅周辺のGPSログ(1/32,000)です。

 

国道128号をそのまま歩くと、

九重駅は経由せず、そのまま南三原駅付近へ抜けてしまいます。