参宮橋駅発行 (小田急電鉄) 新宿から 沼津ゆき | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

平成7年1月に小田急電鉄小田原線の参宮橋駅で発行されました、「新宿から 沼津ゆき」の常備片道乗車券です。

 

 

PJR/てつどう青地紋券となります。

 

当時の小田急電鉄では、特急券などと同時に発売する目的で、他駅発となる常備券を設備している駅が多数存在し、この券は「あさぎり号」用のJR東海会社線連絡乗車券となりますが、拙ブログの2007年1月26日のエントリ「小田急電鉄のシンコー印刷券~3」でご紹介いたしました、和泉多摩川駅発行の「箱根湯本から 新宿ゆき」の券のように、復路用の「沼津から 新宿ゆき」の常備券も参宮橋駅に設備されていたのかも知れません。

 

 

今回ご紹介いたしました乗車券は、先のエントリでご紹介いたしました活字の特徴から、小田急電鉄では少数派だった岡山市の「シンコ-印刷」で調製された券と見受けられます。