鉄道模型とテルマエの部屋

懐かしい電車と模型と銭湯と

憧れの人に会ってきた

2021-12-20 23:49:00 | ヒビノニッキ


ご愛用のカシオのコンデジと、作品と。

今日は憧れのモデラー、Yさんとアキバでお会いさせていただきまして。
今のように私鉄電車の製品が無かった頃から西武電車を精力的に作られておられまして。
Nゲージの工作としてのワタシの師匠は、Yさんです。そのさりげないしかし実は恐ろしいほど手の掛かった、クォリティ高い作品。
ワタシはいつもそのホームページを穴が開くほど見つめておりました。










西武多摩湖線の小型車。kitcheN
のキットの組み方は、この方から教わったようなものです。
綺麗。歪みない、塗り分けも美しい。
Mさんに作ってもらったというサボ、よく見たらベース上にひと文字ずつ貼られてるんですが!!!!これは帰りがけ、電車の中で画像を拡大して気付きました。
少しは自分も上手に作れるようになった気がしていたのですが、とんでもなかった!!!!
師匠はずっと前から、遥か彼方を行っていたという。





ウチの電車を撮られるYさん。光栄…









GMキットから作られた101系。もう頭をガンガンぶん殴られた気持ち。
手の掛かり方が凄い。そしてそれが自己主張せず、トータルでのカッコよさを演出しています。
面の張り、接着面の綺麗さ。塗装。塗り分けラインなんてもうツルツルですよ。クリアを吹いてないと云われて二度びっくり。
極め付けは屋上配管。これ、ランナー引き伸ばし線て云われても信じられない。平行度、曲げ、配管押さえ。よく出来た既製品のようです。
わかっていても何度も聞き返してしまいました。
もう完成して20年近くになるそうです。運転会にも何度もでていて全く草臥れていないという。
もう本当にこんなに模型で驚いたことはありませんでした。
ワタシは一生かかってもこの模型を超えることは出来ないでしょう。それほど凄いものです。
何気ない姿に見えるんですけどね。本当に凄い。






これはその兄弟である801系。ドアにパーツを使われててより美しさが増しています。
配管にも磨きがかかっていますね。この作品と弊作品の富山地鉄14760は某江古田にある出版社の別冊で共演しております。よろしければご覧ください。
それにしてもカッコイイ…






これも製作過程をホームページで拝見していた上信1000。これ大好きな電車なんで、そのクォリティの高さと合わせてもうときめいてときめいて。
製作過程での試行錯誤を書いておられるので参考になりまして。この電車もクリーンに決まってますね。及ばずともワタシも作ってみたい(あまぎさん再販してくださーい)







Yさん旧国も作られるんですね。
しかもクモニ83800じゃないですか!
GMキットから?「屋根は西武101系からなんです」なんて、さらりととんでもないことを。
レタリングからもわかる通り、かなり以前の作品なのですが、クォリティはやはりめちゃくちゃ高くて。実物と首っ引きでここが違う彼処がetc…という方はお呼びじゃないですよ。
このキットでこんな遊び方が出来る、ということを実践されてるのが知的で凄いな、と。






新潟の70系。これまた美しい…ちゃんと組むとめちゃくちゃカッコイイです。




クハ85の前頭部まわりと切り継ぎパーツを使って作られたクハ75。切り継ぎパーツと車体のシル/ヘッダーが全然合わないので、全て削って付け直されたそうで。車体裾も直されたそうです。




新潟70系とくればクモユ141。前面パーツ集と、タヴァサの側面で作られたそうです。
クォリティが揃っておられるのは勿論、プラ製の作品と混ざっても何ら違和感がありませんでした。

模型に対しての考え方に共通する部分が多くて、お話ししててうなづける事がたくさんありました。
模型と実物は別物。模型ならではの美しさがあるということ。模型は直角平行、そして塗装の美しさと、Yさんの模型から学んだことです。
少年のように楽しげに語る姿は、とても素敵でした。











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