EF81が嫌がる難所と4075レED76代走 | 鉄道模型なまけ日記

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鉄道趣味だけじゃなく、釣りに行ったり、温泉に浸かってみたり、知らない土地に行ってみたりと日々を楽しく過ごしてます。

今回は少し前置きが長いので…。
先日のキハ185を使用した佐伯発、延岡発それぞれのツアー、何も起きないと思っていたこの日。
実は前回も冒頭に触れた通り787系に始まった日豊本線のトラブル連鎖は終わっていませんでした…。
実はこのキハ185のツアー、帰りの便が途中で上下便共に運転打ち切られバス輸送へ切り替えになる運命になるのでした…。
当日北九州から延岡駅へ向けて走行していた貨物列車4075レを牽引するEF81 503が昼過ぎ、川原木信号場を過ぎ宗太郎峠手前の山間部へ入った所で空転が発生し、立ち往生してしまうのです。
※EF81 503 写真は以前撮ったものです
先に延岡へED76が到着でもしていればいいのですが、あいにく運転日ではありません。
救援できるJR貨物の機関車が一番近くにいるもので西大分駅にいるED76、さぁ困った…。
ここでこのまま旅客列車を停めておけないJR九州が動きます。
※画像は同型DE10の模型です
大分車両センターから鹿児島に回送する予定のDE10 1755で押し上げちゃえ。
と言うことで夕方になりDE10が現場到着、EF81貨物をJR九州のDE10が押太郎化しプッシュプルの状態で延岡まで走行し夜になってやっと4075レが到着…。
そんな大荒れのこともあってか、ここ2日4075レからEF81が外され空転に強いED76が運用入り。

そんな2日目を迎えた延岡駅まで足を運んでみました。
【ED76 1017】
いつもは南延岡に向かう8075レが待機する2番線に佇む代走ED76 1017。
全般検査は昨年2020/12月に受けていて、TOMIXからステンレスドアがアクセントの貨物更新機としてHO製品が商品化されている機番で有名ですね。
※運転士さんに撮影の許可を事前に得ています
今日は黄タンコは無しでフルコンのコキが2両のみ
ED76は普段はホームに長く停車しないのでいろんなアングルで撮ってみたくなりますね。
1エンド側運転台に見えた日立製の機器類
FLP-3000と標記されていて、両エンド運転台中央部に搭載されています。
機関車のコンプレッサーが入るとパンタグラフ上部のスプリングがビリビリ震え独特な音を奏でていました。
屋根上のダクトから送り出される風からほんの少しだけ油のような匂いが混じり、重機や船のエンジン等と同じような空気が漂います。
この風を浴びる事ができるのがかなりレアな経験かと 笑。
コキ2両だけ
20両以上繋ぐ貨物列車も迫力があっていいんですけど、この1駅だけ走る8075レの短い編成が大好きでついつい足を運んでしまうんですよね。
反対の1番ホームへ
そろそろ出発の時間です。
南延岡へ向けて出発
実は構内にもう一両のED76が…。
これはまた後日紹介する予定です。
今日のベストショット
パンタグラフから日差しを受けるED76 1017

EF510-301も門司に到着しちょっとしたお祭り騒ぎになっている中、最近は機関車寄りの投稿ばかりでスミマセン…。運用落ちで手遅れになる前に撮って残しておきたいのでお許し下さい…。汗

それではまた。