※E233系 8000番台 N1編成(運転台体験実施)
2021年11月6日(土)、鎌倉車両センター中原支所で車両基地イベントに参加しました!
小学生以下(3歳~12歳)の子供とその保護者ペアで参加する有料の体験イベントです。
地域の方を対象としたイベントはやっていたそうですが、今回初めてJRE MALLで参加の募集をしたそうです。
この車両基地は昨年3月から主に車両のメンテナンス行う場所になったとのことです。
具体的には・・・
・車両の「点検」「整備」 「修理」
・中原支所⇔武蔵中原駅への運転
・車両洗浄線への運転
・中原支所内での車両の入れ替え
・車内の清掃、広告の取り換え
といったお仕事をするそうです!
体験イベントでは、運転台体験、車掌体験といった定番的なものはもちろんのこと
なんと!車両基地⇔武蔵中原駅との入出区線の乗車体験ができます!
ということで当日です。
南武線の武蔵中原駅から少し歩いて、中原支所にやってきました。
受付を済ませたあと、建物内に案内されました。
机にはお土産などが置かれています。
鎌倉車両センター中原支所のマップがありました。
電留線・・・台検庫・・・交検庫・・・専門的な言葉なんでしょうね。
所長さんのお話しや注意事項の説明を受けた後は、体験開始です。
交検庫内を通って電留線へ移動します。
入出区体験と車両洗浄体験の前に記念撮影です。
武蔵中原駅側はすでに人がいたので反対側に陣取ります!
中原支所 9番線⇔武蔵中原駅 3番線を往復です。
37.5パーミルの坂だそうです。
鉄道では、25パーミルが上限とのこと!
次は、9番線⇔洗浄機の往復です。
一度にこれだけのE233系を見ることもそうそうないかと!
ブラシが動いて回転する貴重な様子も見ることができました!
電留線の9番線に戻った後、歩いて台検庫に移動です。
ここから班ごとの行動になります。
交検庫での車内体験に入ります。
車内には昔のヘッドマークやブレーキシューなどが置いてありました。
体験の合間に見て時間を潰せるように配慮されています。
6号車側の乗務員室に入ります。
E233系の乗務員室は初めて入りました!
まずは、放送体験です。
自分でマイクを握ってしゃべります。
初級編と中級編を読み上げました。
続いてドアの開閉体験です。
開閉の仕方について、丁寧に教えてもらっています!
ドアを開けるには・・・赤いレバーを回しながら上に押す
ドアを閉めるには・・・ 黒いボタンを押す
再開閉ボタンも押させてもらえました!
再開閉の赤いボタンを操作すると・・・
閉まりかけたドアは少し開いてまた閉じていきます!
(静止画ではわかりませんけど・・・)
1号車へ移動して運転台体験です。
※乗務員室が見た正面の景色
E233系の運転台に初めて座る子鉄!
運転台自体は、もう慣れたものかもしれませんが・・・
※E233の運転席で記念撮影!
マスコンの操作を体験します。
手前に倒すと・・・「シューーーー」とブレーキが緩んでいる音が聞こえます!
ワイパーを動かしてみます。
スピードは3段階にできるそうです!
6号車側の乗務員室と電話したりしました!
起床装置体験の前に交検庫内の車両を撮影!
※左は故障していた南武支線205系、右はE233系8000番台N1編成
起床装置体験です。
起床時間になるとこんな感じになります!
台検庫に戻ってパンタグラフの昇降体験です。
パンタグラフの打音検査です。
自由にたたかせてもらって、楽しそうにしていました!
ドア点検の体験です。
ドア点検用の道具です。
15ミリと10ミリの厚さを持つ金属の板です。
こんな風に使って、10ミリだと閉まり、15ミリだと閉まらないか点検するそうです。
この後、子鉄もやってみました。
これで体験は終わりです。
交検庫内の車両や外の車両を撮影した後、最初に案内された建物に戻って解散となりました。
昔、仕事場の最寄り駅が武蔵中原駅でした。
電車からこの車両基地をよく眺めていました。
なかなか見学する機会がなかったのですが、今回子鉄と参加できてよかったです。
運転士さんになりたいという子鉄ですが
パンタグラフの点検を楽しんでいる子鉄を見ると整備士さんが向いているのでは?と思いました!
また、見学できる機会があれば参加したいと思います。