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今日はNゲージ鉄道模型、”消しゴム作戦”..また怪しげな作戦名が出て来ましたが😅、苦労しているドアレール、靴摺り、Hゴムの表現に消しゴムを使えないかな?とやってみました。

 

ドアレールの銀色表現を入れ直したクハ455-35と、手前の白いのが色入れに使った消しゴムです。

きっかけは、先日ニュース番組で”消しゴムハンコ”の話題が出て来たんです。消しゴムに好みのデザインを彫刻してハンコにする、年賀状などに使える というものでした。

前にもどこかで聞いたことがあるな..程度だったのですが、ふと思いついたのが、鉄道模型の細かい色入れに使えないかな?でした。

 

先ずKATO201系の殿堂入り車でテストしてみます。戸袋窓の大きい試作車は大変古い製品(1980年発売)で、靴摺りの銀表現が入っていませんでした。先ずマスキングテープで靴摺り部分の周囲をマスクします。カナリアイエロー黄色いマスキングテープでは保護色になっちゃうので(笑)、マジックで黒く塗って位置合わせをしました。

 

手持ちの消しゴム(これもだいぶ古い..)の裏側に銀色の塗料を塗ってペタリ です。

 

いいんじゃないかな..。まだ不完全なところはありますが、マスキングの上から筆塗りをやるより均一に仕上がる気がしますし、インレタとも同等かなー。

 

使ったのはTAMIYAのエナメル塗料です。多少はみ出したりしてもフォローが効きます。塗った塗料を落としていますが、消しゴムの材質を痛めることも無いようです。他の塗料はどうだろう?

これで靴摺りインレタの乗りが悪く、Pendingにした201系ミツ9編成に連結した4両について銀表現を入れる目途が立ちました↓。

 

 

続いて同じくKATOの455/457系です。車端部のトイレ小窓、これもHゴムインレタが上手く乗らず、フリーハンドの筆塗りで何とかグレーを入れていました。(KATO455系という製品はありませんが、10-1154/1155 457系モハを一部455系に改造しています。)

 

 

 

窓の外側のみマスキングをしてグレー塗料を消しゴムハンコ作戦..ちょっとはみ出しましたが..

 

エナメルなら少量のX-20シンナーを染ませた爪楊枝の先で修正が効きます。

 

右の1号車のみ実施、震える手を抑えつつピリピリしながらやるフリーハンド筆色挿しよりいい感じになると思いますし、何より楽です。ドアレール、靴摺りも含め凸部に転写する、、固いけど適度に弾力がある消しゴムが良いのかな と思います。

ついでにドアレールインレタも苦労して入れましたが、1号車のドア窓下のようにはみ出したりもしていますので、消しゴム作戦を試してみました。

 

455系はドアレールが車体より僅かに奥まった位置にあるので、消しゴムをドア幅に合わせてカットして使用、簡単にカットできますから楽です。まだ始めたばかりで最適は掴めていませんが、塗料の濃度は通常筆塗りする場合より少し濃いめが良さそうです。薄すぎるとマスキングテープの裏に染みこんだりします。しかし筆塗りでは濃いと今度はムラ感が出るし塗りにくい、濃調が難しい印象でしたが、消しゴムの場合均一に押し付け転写できる分、多少濃くても大丈夫 という印象です。

 

因みに455系には靴摺りに銀を入れません。写真のようにあずき色/クリーム塗色時代はステンレスになっていなかったようなので...。多分1970年代後半、上野駅で撮影していたものと思います。

 

1号車の反対側、手で触れてしまったのか、インレタが無くなりかけていましたが..

 

消しゴム作戦でやり直しました。耐久性という意味ではエナメルじゃない方がいいんだろうな..

塗料の種類、濃度、やり方などまだまだですが、使えそうな作戦 と感じました。年賀状の消しゴムハンコ放送からヒントを得て、あらぬ方向へ行きましたが(笑)、色々応用できると思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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