2021/11/6 その5 朝から晩まで455 日本海ひすいライン急行1号 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(長旅は本番へ)

これまでの旅路

 

 

大きな反響を頂いております「えちごトキめき鉄道 朝から晩まで455」関連記事について,集中掲載することを決定しました.2021年中に一気に11/6分を掲載する予定です(【ニュース】と【模型新製品】が挟む場合があります.特に12/24はKATOの新製品発表を予想しています).

 

それではいよいよ急行列車の旅を始めます.急行列車ではスタッフが乗務,飲食料品・トキ鉄グッズ・観光急行グッズなどの販売が行われます.列車名は「急行1号」で乗車には500円の急行券が必要ですが,列車番号「9002M」となっており,急行券の料金が特急より高額になっていますが,急行券は国鉄時代を模した硬券・車内補充券となっています.「ホリデーツアーパス」では急行券なしで利用できます.

出発直前に,先ほど入れ替えをしていた「田島塗り編成」が入線してきました.こちらは「三星」がかつての旧型国電の行先表示のように掲げられています.

車内は国鉄時代の広告・地図が設置されています.

まずは有間川駅を通過します.木造駅舎があるこの駅も海に非常に近いです.

トキ鉄の「観光急行」は「急いで行かない」列車です.「筒石駅」など要所では徐行運転を行い,頸城トンネルを含む名立→能生を約10分かけて進んでいきました.

能生駅では運転停車します.運転停車ではありますがドアが開きますが改札を降りることはできません.能生駅には1961年に設定された特急「白鳥」の運転停車に関して一騒動あったことで知られます.「笹寿司」などがホームで販売されている場合があります.

指定席の利用者にはここで蟹釜飯・カニ汁が提供されます.なお,2022年1月の運行では「のどぐろ釜飯」が提供されるとのことです.かけ紙は「運転停車釜飯 NO DOOR OPEN」と書かれており,上述の騒動がモチーフになった仕掛けとなっています.

実に美味しそうです.

福岡県に本社があるコスモス薬品で販売している「ON365」のお茶は筆者の持ち込みです.トキ鉄沿線からの最寄り店舗は富山県入善町になります.

多くの川を渡ります.

デッドセクションに入り,交流区間に入ります.デッドセクションで室内灯が消える列車も徐々に少なくなり,現在はこの観光急行以外では関門トンネルでしか体験できません.

新駅「えちご押上ひすい海岸」駅です.以前から設置の要望はありましたがデッドセクションに近すぎるという理由で設置できず,ディーゼルカーでの運行となったトキ鉄になってからようやく検討された駅です.ヒスイ海岸や糸魚川高校に近く便利です.

糸魚川駅に到着しました.

糸魚川駅では貨物列車に道を譲ります.いかにも急行列車らしい光景です.

糸魚川を出ると指定席の乗客にはお菓子と,懐かしいデザインのプラスティック製茶水筒が提供されます.車両にはポットもありすぐに飲むこともできます.

姫川をゆっくり渡ります.

青海(おうみ)駅を通過します.青海駅はセメント輸送関係の貨物列車がかつて多く発着し,現在でも新潟県西部の鉄道貨物輸送の拠点です.構内は広いです.

北陸自動車道は親不知周辺を,海上に高架橋を架けて通っていきます.その部分には親不知ICもあり,列車からも目立つ存在となっています.

市振駅に到着しました.

ここも海が近い駅です.次の駅が「越中宮崎」である通り,新潟県,そしてえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインはここまでです.

反対側にあいの風とやま鉄道線から普通列車がやってきました.これにより富山方面から「急行2号」を利用することも,市振に到着してから普通列車で糸魚川・直江津に戻ることもできます.

幕回しが行われ(ただし一部は直ちに動作しませんでした),「直江津」を表示します.富山県の手前で「観光急行」は折り返します.

 

続く

 

 

※「11/6 えちごトキめき鉄道」編は残り5記事を予定しています.

 

なお,Jimdo版「金屋代かずおのお部屋」に,Amebaブログ「金屋代かずおのお部屋」の「えちごトキめき鉄道」に関する記事をまとめたページを作りましたのでお知らせします.以下のリンクをご覧ください.