(前回記事の続き)
(定期観光から引退した四国交通ボンネットバス)
★過去記事↓↓
日本最後の寝台列車サンライズEXで東海道本線・山陽本線を西へ【寝台特急とボンネットバスの旅②】
寝台特急サンライズ瀬戸、海を渡り四国へ。さよなら連絡船うどん【寝台特急とボンネットバスの旅③】
さよなら四国交通ボンネットバス☆阿波池田から定期観光バスの旅【寝台特急とボンネットバスの旅④】
日本三大秘境の祖谷地方をボンネットバスで巡る【寝台特急とボンネットバスの旅⑤】
2021年(令和3年)11月28日(日)の最終運行をもって定期観光バスから引退した
四国交通の定期観光ボンネットバス乗車記録(前回の続き)
日本三大秘境「祖谷」地方や、大歩危峡を巡る。
定期観光バスポスター(四国交通HP)
ボンネットバスは、祖谷から大歩危(おおぼけ)へ。
「道の駅大歩危」に到着(14時35分〜15時05分)
道の駅から僅か500m先にある「大歩危峡まんなか」に到着。ここが定期観光バスの最後の目的地。
ここでは、大歩危峡船下り観光(15時05分〜16時00分)
ホテル、レストラン、土産物売り場のある建物の中を階段で下り、大歩危遊覧船の乗船場へ。
JR土讃線の鉄橋
さよなら四国交通の定期観光ボンネットバス
2021年(令和3年)11月28日(日)、四国交通で55年間活躍してきたボンネットバスが定期観光バスから引退。
このボンネットバスは、1966年(昭和41年)製造のいすゞBXD30(ボディは富士重工製)で、当初は路線バスとして運行し、1982年(昭和57年)から観光バスとして運行。徳島県山間部の日本三大秘境・祖谷地方や大歩危峡等を巡る定期観光「秘境の小便小僧号」として現役で活躍してきた。
定期観光バスとして最後の年となった2021年(令和3年)は、「ボンネットバスラストイヤー」として、4月〜11月の土日祝日(今年は平日運行なし)に、「大歩危・祖谷秘境の旅」定期観光バスとして最後の運行(冷房がないため7〜9月及び定期整備日等は他のマイクロバスで運行)。
また、このバスは、一般乗合登録されており、路線バスとしても走行可能なため、たまに路線バスとして不定期で月1回程度特別運行もあった。
定期観光バスから引退した12月以降は、安全面を考慮しながら不定期で路線の特別運行を可能な限り続けるそう。なお、ボンネットバスには自動精算機
ワンマン設備)がないため、車掌が乗り込んで対応。
※2021年(令和3年)初夏