(H4編成の「最終編成セット」より)

中央線の201系と言えば、この形状を思い浮かべる方がほとんどだと思います。

特に平成生まれの世代だと、これが普通だと思います。

 

(T119編成(のちのH20編成)「国鉄仕様」)

デビュー当初の1980年代は、「スカートはいてない」形状と、101系から続く大型の「特別快速」ヘッドマークが付く形状が当たり前でしたが、末期の1983年頃はヘッドマークさえ省略されてしまいました。

 

そして民営化され、JR東日本に変わり、ヘッドマークが違った形で復活を遂げます。

 

じつは、大きく分けて上記の2形状は販売されましたが、間の「差し込み式特快ヘッドマーク仕様」(サボ差し形)が模型としては存在しません。

今回、それを再現したいと思います。

 

ベースにしたのは、先週ライトをLED化(キハ283用基板の流用)した、1997年製(10-370)なんですが、前回中間先頭車と入れ替えています。

 

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 【入線整備】中央線201系(1997年製)前編~LEDライト交換(流用編)~

 

このサボ受けなんですが、これセットの中間に取り付けられるように、付属されているんですよ。

しかし、あくまでも「中間閉じ込めのおまけ用」と考えていたらしく、メーカー製ステッカーが存在しません。

しかも数あるサードパーティーでも1社だけで、これを手に入れるには「直接通販」するか、昔から取り扱っている秋葉原の某店舗(昔は地下に有った)のみなんで、先日探してきました。

 

【ペンギンモデル】「ヘッドマークシール」201系/中央線<HM57>

なんかずいぶんと懐かしいヘッドマークが並んでいます。

まだ青梅特快が無い時代に走った、青梅梅まつり臨電「青梅号」なんか、再現したくなります。

・・・とか言ってると201系のスパイラルが、加速しますのでやりません。

 

ちょっと曲がってしまっているとこは、「かんちょクォリティ」です。

懐かしいですね。この「 」の塗り分けは、「」として使われましたが、この特快ステッカーが、手に入らなかったんです。

 

拡大すると、微妙に曲がってますねorz

このスタイルまでが、私が好きだった中央線の201系でした。

 

ちなみに「電動種別幕の取り付け」及び「スカートの取り付け」は、1993年みたいなので、このパターンも見た記憶がありますが、大半がスカート無しでしたので、もしかしたら外すかもしれません。

 

遠目で見ると、「電動種別幕付き」に見えなくも無いのですが、私にとって千葉県(学生時代)から実家に移り住んだ時の姿が「差し込みサボ式」が普通で、しかも会社が国立でしたので、通勤時代の「すし詰め記憶」(いやな思い出だ)は、これです。

 

おそらくどの路線でも、「学生時代の通学仕様」や「通勤時代仕様」は、一番記憶に残るのでは無いかと考えます。

 

(ヘッドマーク、張り直さないとダメっぽいなぁ・・・)

そんな感じで、発売してくれなかった時代の201系を再現してみましたが、おそらく「懐かしい」と感じる方も、一定数居ると思います。(スカート無い方が良かったかな)

 

自分で言うのもなんですが、このスタイル結構好きだわ。

作成して良かった(自己満足)

 

ライトこそ変更(しかも流用)してますが、中間先頭車と入れ替えただけですから、お手軽改造です。

 

あと、内装の追加が残っているのですが、他の車両(20系と205系)を行っている関係上、年内この車両には手が回りませんorz

 

手前に置いてある6連も、通常販売していない仕様に化かす予定(謎)

 

(スカート無しのほうが・・・まだ言う)

というわけで、「特別快速 新宿行き」というレアな行き先な仕様ですが、元201系好きとしては模型で残したかった物でしたので、作って良かったです。

 

以上、「1993年頃の中央線201系(サボ受け仕様)落成」でした。