10月17日に柳井駅と岩国駅で撮影した、115系のN編成です。
この日は山陽本線全通120周年記念号が運転された日で、まずは本命列車が現れる前に、115系で予行演習です。
フルノッチで駆け抜けて来た列車は、柳井駅への到着に向けて減速をしながら、目前を通過して行きました。
山陽本線の向う側には建物が建ち並んでいますが、かつては広大な柳井機関区跡でした。
柳井機関区は1897年に開設され、1971年まで操業しましたが、廃止された以降も柳井駅構内として、国鉄からJR西日本へ引き継がれるまで存続していました。
柳井駅構内には1978年6月16日まで広島地区で営業運転を行っていた80系電車が留置されていました。
当初は編成ごとに複数の80系が留置されていましたが、順次解体されて昭和57年の153系の引退後時には、解体待ちの153系群に混じってクハ80001+モハ80001の2両だけが保存先未定車として保管でした。
現在、京都鉄道博物館に展示されている80系は、この柳井駅構内へ長年留置されていた車両ですが、社会現象とまで比喩される一世風靡した2枚窓のクハ86や153系電車が保存されなかったのは残念です。
が、それ故にこの2両の80系が現存しているのは、やはり奇跡と言わざるを得ず慶ばしいと感じます。
さて、柳井駅での115系ですが、一部は山陽本線全通120周年記念号からの再掲載です。
そう言えば、岡山地区では山陽本線岡山開通130周年記念のヘッドマークを掲げた115系とDE10が今走っています。
岡山地区の115系も引退までのカウントダウンが始まったので、これも最後の華なのかも知れません。
ここからは岩国駅での写真です。
長野地区の115系も順次新車が投入されており、新潟地区の115系も最後の時が見えてきた模様。
日本最後の115系は、この山口地区が有終の美となるのかも知れません。
111系から113系そして115系と革新し、少しずつマイナーチェンジしながら進化した汎用直流形電車。
山口地区の115系はもはや115系と呼べないほどの車両ですが、正統最終形態の115系であることは間違いありません。
この先、快速色や瀬戸内色などのリバイバルも願いたいと、心の底から湧出してきます。
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