福島県産のフルーツを使ったオリジナルスイーツが頂ける、かわいくておしゃれな列車。JR東日本の「フルーティアふくしま」に乗ってきました!
*2021年12月の情報を基に作成しています
モダンでおしゃれでかわいい列車
「フルーティアふくしま」は福島県の「郡山駅」を起点に、春から秋は会津若松・喜多方、そして冬シーズンは仙台へ運転されています。今回は仙台行き「フルーティアふくしま91号」に乗車します!
ホームにはすでに「フルーティアふくしま」が停車していました。
「フルーティアふくしま」は2両編成。黒と赤で塗り分けたモダンなデザインが素敵!
スイーツに使われる"フルーツ"と、カフェをイメージさせる"ティー"を組み合わせて「フルーティア」。シンボルマークもかわいいですね!
では、車内へ。
おぉー!モダンでおしゃれ!ソファーとテーブルを配置したボックス席。そしておひとり様でも利用できるカウンター席。ソファーがとってもゆったり座れて、本当にカフェにいる気分!
1号車はカフェカウンターが置かれたフリースペース。
大きくて伸びやかなカウンター。
ここでもゆっくり過ごせそう。
クリスマスらしく、かわいい装飾。
カフェカウンターに置かれたジュースやコーヒーなどは飲み放題。
福島県産洋梨を使ったオリジナルスイーツ
「郡山駅」を発車すると早速スイーツが運ばれてきました。
毎月変わるスイーツの内容。12月は、郡山に本店がある「fruits peaks (フルーツピークス)」のオリジナルスイーツです。
スイーツと一緒に運ばれてきたのは、JAふくしまの「桃の恵み」というジュース。福島といえば桃の名産地。桃果汁100%の贅沢なジュースは甘すぎずさっぱりしてて飲みやすい!
12月のスイーツは、福島県産の洋梨を使ったタルトが2種類。では、いただきます!
まずはチョコカスタードと洋梨を合わせたタルト。とろけるような食感と濃厚な甘さの洋梨。優しい甘さのチョコカスタードともマッチ。サクサク食感のタルト生地もいい感じ。
続いてはキャラメルムースと洋梨。甘くて濃厚なキャラメルムースと洋梨のハーモニーが口の中に広がります。
福島県産の洋梨を贅沢にたっぷり使った2種類のタルト。どちらも洋梨の美味しさが活かされていて美味でした!
スイーツのお供にはホットコーヒーを。もちろんこちらもおかわり自由。カップにもフルーティアのシンボルマークが入っていてかわいい!
観光列車で欠かせない記念乗車証ですが「フルーティアふくしま」はQRコードを読み取ってダウンロードするスタイルでびっくり。今どきですねー。
スイーツも食べ終えたので、1号車のカフェ車両へ。カウンターでは「フルーティアふくしま」のオリジナルグッズを販売していました。
気になるスイーツを見つけたので購入。福島県桑折町の"あかつき"という桃を使った「至福の桃ソルベ」。桃の上品な香りが広がり、口の中は濃厚な桃味でいっぱい。美味しい!
美しい山々が広がる車窓
仙台行き「フルーティアふくしま」は車窓にも見どころが。郡山を出てすぐに見えるのは安達太良山。薄ら雪化粧。
福島県と宮城県の県境。急な勾配とカーブの連続。
県境を越えると今度は蔵王山。今日は天気が良くて、頂上まできれいに見えました。
右側から仙台空港アクセス線が合流すると、仙台の市街地へと入っていきます。
「フルーティアふくしま」は終点「仙台駅」に到着。
ホームでは駅のスタッフさんが横断幕を持ってお出迎え!
美味しいスイーツはもちろん、山々を望む車窓も美しかったのが印象に残りました。新幹線とは違って、ゆっくり走るからこそ楽しめる景色も魅力です。皆さんもぜひ「フルーティアふくしま」に乗車してみては!
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