こんにちは。
今回は、友人と一緒に廃止が迫った東武熊谷線を撮影に行った時の写真を載せました。訪れたのは昭和58年5月29日(日)、東武熊谷線、最後の日曜日です。
熊谷駅にて
この熊谷線、秩父鉄道とホームを共用していました。キハの後ろには車止めがあり、その先は秩父鉄道のホームになっていたと記憶しています。キハの左側には横断幕が掲げられていましたが、地元では妻沼線と呼ばれていた様です。
熊谷駅にて
さようならのヘッドマークを掲げた単行のキハ2000が熊谷駅を出発していきます。鉄ちゃん(?)で満員状態ですね。本当はこの列車に乗るつもりが、混んでいて次の列車に乗った様な記憶があります。
妻沼駅にて
湘南顔をしたキハ2000ですが、2001~2003の3両が在籍していた様です。後で知ったのですが、この車輛のニックネームは「カメ号」だったそうですね。(何でカメなんだろう…?) 因みに、このホームのあった場所は現在、道路になっている様です。
ヘッドマーク 運転台の様子
サボ
妻沼・大幡間(?)にて
雑木林をバックに走るキハ2000形の2両編成。後方には撮り鉄の方々が沢山居られますね。これとほぼ同型のキハが鹿島鉄道でも走っていましたが、その様子はまたいつか別の機会に…。
妻沼・大幡間(?)にて
キハが走っていた線路の跡地は、一部が遊歩道になって「カメの道」と呼ばれている様です。(この場所が現在、遊歩道になっているかどうかは分かりません)
妻沼・大幡間(?)にて
腕木式の信号機や木製の電柱がいい味出してますね。写真の左端には、撮り鉄の方々が写っています…。このように被写体以外にいろいろと写っている方が、当時の様子が分かって記録写真としては良かったのだと思うようになりました。
熊谷駅にて
この横断幕ですが、よく見ると秩父鉄道株式会社と書かれています。ホームを共用していた秩父鉄道からの「労いの言葉」なのですね。以上、廃止3日前の熊谷線の様子でした。
【秩父鉄道】
待ち時間に、秩父鉄道の電車も撮影した様ですので、少しばかりですが貼っておきます。
熊谷駅にて
古めかしい100形と、湘南顔の500形。只今、休憩中。
熊谷駅にて
合造車クハニ25の形式写真。台車は陰で潰れて良く見えませんが、ひょっとしてエアサス?
熊谷駅にて
800系がホームに入線してきました。これはロクサンの仲間、元・小田急の1800系ですね。まだ、こういう車両が元気に活躍している時代でした。
終わりに、今回増備したKATOのEF15最終形について…
EF15188 と EF15186 の並び
手前の186号機が今回増備した車両で、Assyパーツのスノープロウとホイッスルカバーを取り付けています。スノープロウの取付けは比較的容易だったのですが、ホイッスルカバーの方は難儀しました。デフォルトのホイッスルを破損しないように取り外したかったため、ボディを外してさらに運転台パーツを外してからホイッスルを裏側から押して外すことにしたのですが、どの様に組み合わさっているのか分からず、他の方の分解記事を参考にさせて頂きながら、なんとか分解できたという感じでした。でも苦労した甲斐があって、結構精悍な面構えになった気がします。もちろん高崎二区の所属時代と異なる部分がいろいろとありますが、取り敢えずコレで自己満足しています。
年内の更新は、ここまでとさせて頂きます。
今年もいろいろとありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えください。 tubamehato