所有事業者:サンシャインエクスプレス (兵庫)

仕様・用途:募集型夜行高速仕様

登録番号:神戸200 か 5127

配置:サンシャインエクスプレス本社営業所

シャシー製造:いすゞ自動車

搭載機関:日野E13C〈ET-Ⅵ〉型

車体架装:ジェイ・バス小松

車両型式:LKG-RU1ESBJ (※)

車名:いすゞガーラSHD

撮影日:2021年11月23日 (火曜日)

撮影場所:トラビスジャパン東京営業所

※・・たぶん

 

どっから見ても下津井電鉄の高速路線仕様にしか見えない、サンシャインエクスプレスの夜行高速仕様車です。

サンシャインエクスプレスは、篠山市に本社がある事業者で、親会社は 「みらい観光」 のブランドでお馴染みの武元重機。ツアーバス事業を分社化して 「株式会社サンシャインエクスプレス」 を立ち上げたとのことです。

今でこそ、新高速バスの規定に則って、かつての高速ツアーバスも路線バスの扱いになっていますが、 「もはねの小部屋」 では昔のまま、 「高速ツアーバス」 として扱うことにしています。

普段はこの手のバスは撮らないんですが、ガーラのスーパーハイデッカーというのが琴線に触れました。

ガーラのスーパーハイデッカーは別に珍しくないんですけど、これが 「高速路線仕様」 となると、ちょっとレアかなと思ったりします。大手系でも国際興業グループ (国際興業バス、十和田観光電鉄、岩手県交通、秋北バスなど) で採用例を見かけるぐらいで、あとはちょっと思いつかないです。ハイデッカーは彼方此方で見かけるけど、 「新型ガーラ+スーパーハイデッカー+夜行高速路線仕様」 という図式はなかなかありません。

 

この車は元々、同じツアーバス業者であるジャムジャムエクスプレスが持っていたものらしく、平成21・22年排ガス規制適合車 (LKG-) であるのは間違いないそうなんですが、年式までは判りませんでした。でも、LKG-代は比較的短期間で次の代に変わっているので、もう少し調べれば年式も判ってくるのではないかと思ったりしています。

ジャムジャムエクスプレスといえば、統合される前の旧エポック観光がLKG-代のガーラSHDを持っていましたけど (私が最初に撮ったLKGのガーラSHDはそのエポック観光の個体だった) 、もしそれだったら、ある意味奇跡ですよね。

 

 

【参考文献・引用】

年鑑バスラマ2011→2012 (ぽると出版社 刊)

ウィキペディア (武元重機)