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今日はNゲージ鉄道模型KATO201系カナリア色、試作車を含むミツ第9編成の6話目です。懸案だった試作車の再塗装を実施、何十年ぶり?の車体丸ごと塗装でした。集電がなかなか安定しない話も出て来ます。

 

まず試作車2両の再塗装を行いました。サハ201-901モハ201-902になります。多分30年以上前にオレンジ色の車体上からカナリアイエローを吹いた車体、インレタ転写し直しをやったらカナリアが持っていかれてしまった ということがあって、車番表記不完全状態のまま走っていました。

 

 

塗装剥離~車体丸ごと塗装は殆ど経験が無い と言ってもいい位なので、塗装の剥がれた車両はそのまま残して運用を続け、殿堂入りで動いていない、同形状ボディー2両を使うことにしました。今まで運用していた写真のモハ201-902はインレタ転写で塗装を持っていかれた部分がオレンジ色になったのでオレンジ色製品だったのは間違いないのですが..

 

再塗装に使うボディーをIPA(イソプロパノール)に浸漬して塗装剥離中の姿、今回使った2両はどちらもウグイス色が出て来たのにはビックリしました😲。カナリアに塗るから何色でもいいや と思ったのかなー?最初は7両編成で走っていたので10両化のため買い足した車体かも知れません。漬けては歯ブラシで擦って剥がしを繰り返し、それでも頑強に取れない部分もあったので最後はMRシンナーで擦り..で何とか剥がしてGMカラーで再塗装したのが最初の写真です。慎重に何度も塗り重ねて行きました。

 

 

これでインレタ転写し再び塗装が持っていかれたら打つ手なしのアウトでしたが、モハ201-902(写真下)、無事に転写出来ました。が、インレタの乗りが悪く、エタノールでちょっと拭いて脱脂しようとしたら塗装が剥がれかけた..汗(乾燥が甘かったのかなー?)、何とか転写出来た という感じでした。

上の塗装剥がれと足回りを交換して運用、写真上の車両は再び殿堂入り車として保管します。

 

サハ201-901もどうにか転写したって感じ..。”サハ”は試作車の2両分しかインレタが無いので失敗したら終わり..上の旧ボディーは大昔のデカ文字インレタのまま運用し、今回写真下、”サハ”文字2両分を使い切ってどうにか成功させました..セーフ..(笑)。

 

所属表記”西ミツ”もインレタを入れ直しましたが、こちらはすんなり行きました。しかし靴摺りの銀表現は極端にインレタの乗りが悪く、脱脂も出来ないので今回はやりません。

 

こうして再塗装をやりましたが...顔が痒い..アトピーがヤバそうです。

今までのチョイ塗装とは使う溶剤、塗料の量が全然違いますから、刺激を受けて反応しちゃったんだと思います。長年工場勤務で刺激を避けきれずに苦労し、離れてから良くなっているという経緯がありますから、調子に乗って大掛りな塗装やればまた酷くなるんでしょう。トホホ、車体丸ごとの塗装剥離~再塗装作業はこの先”封印”ということになりそうです(沈)。

 

しかしどうにか車番を他車に合わせてしっかり表現出来たのでやれやれです。

 

集電が安定しないのは相変わらずです。写真は試作車、集電板を写真のように作り変えています。TOMIX24系の集電安定化でやったのと似た構造にしました。写真のクモハ201-901クハ201-901共々最初からカナリア色で買い直したもの、塗装はしっかりしています。しかしJRマークインレタ(マット銀)が手に入りません。ミツ第9編成はJR東日本仕様なので入れたいのですが..”東ミツ”も手に入らず試作車は”西ミツ”になってますし、まだまだ不完全です。

 

 

これで傾いていたり色々だった試作車が

 

だいぶ安定したとは思います。

 

量産車も集電銅板端を内側に折ってバネを効かせる構造に、元々入っていた銅板の下にもう1枚敷いた..ちょっと贅沢な2重構造です。

 

考えて手は打っているんですが、まだ納得できるレベルには至っていません。写真手前、2~5両目に走行抵抗の高い試作車が入り、写っていませんが後方7,9両目にモーター車が入って押す形になる珍編成、運転時前後方向にかかる力が大きく、離線が発生しやすいのかなー?とか思っています。これが原因だと厳しいんですけどね。運転しながらもう少し考えてみたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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