11月21日。
1ヶ月ぶりに、京急に乗って三崎口へ。
物悲しい看板たち。
三4系統 油壺行きのバスに乗り、
油壺へ向かいます。
バスはここで折り返し。
今日の目的は、京急油壺マリンパーク跡地で開催されていた、
「ありがとう!油壺マリンパーク写真展」の2期展示を見に行くこと。
しかし時間はお昼。まずは腹ごしらえとしましょう。
手前の京急ホテル観潮荘に寄ります。
送迎バスが2台並んでいました。
京急の観光車カラーを纏う白ナンバーのマイクロバス。
日産ですからシビリアンですね。
こちらはエアロミディの自家用車タイプです。
トビウオを意識したデザインでしょうか。
みさきまぐろきっぷを使って来たので、ご飯と温泉が実質無料。
しかし男湯はこの真っ昼間から整理券呼び出しするほどの混雑のようで、おもいで券は使わずじまい。
レストランに来ました。
いつもは小網代湾を眺める窓際を選びますが、今回はこのマグロ像の席に座ります。
唐突なメリークリスマスに笑ってしまいますね。
海鮮丼です!
マリンパーク展を見に行きました!というとパスケースがもらえました。
これは閉園直前の9月ごろ、まだコロナがだいぶ先の見えない緊急事態宣言下で、
入園時間の分散化を狙って、14時以降に「みさきまぐろきっぷ」を利用した入園者にプレゼントされたもの。
中には普通に朝チケットを買って、14時にみさきまぐろきっぷで再入場した猛者もいるらしい・・・。
かにさんフィギュアもご一緒に(はよ食え)
そしてサイドも注文。なかなか来ないところだからね、油壺。
9月に来たときは欠品で食べれなかった、まぐろのテール唐揚げ。
これサイドメニュー的になってるけどめちゃくちゃ美味しいので頼みました。
タコの天ぷらです!
刺身で食べると硬いタコですが、揚げるとフワフワサクサクです。
ただ、しばらく置いていると水っぽくなってくるので、揚げたてを頂いちゃいましょう。
向こうのカフェは開いてなかった・・・
ちょっと気になるスイーツがあるお店で、次回こそは・・・と毎回言っている気がする。
駐車場から、京急油壺マリンパークの文言が消えていますね。
思ったよりも変化のないパーク入口の様子。
けっこう趣味者の姿も見られましたが、さすがに朝来て飯を食いに戻る人が多かったようで、
私たちのように飯を食ってから見に来る人は少なかったようです。
閉園を告げるポスターは電車内にも掲示されていたもの。
今回は神奈川新聞社主催のイベントで、
マリンパーク園内で開催との話が、園地には入れないという告知に変わったりと、
なかなか二転三転しておりました。
でも行った人の話を聞いてみるとエントランスの建物を使っていて、
さいか屋でやった1期から新規に展示が増えているとのこと。
これは行かねばとなったわけです。
京急油壺マリンパークのマット。
なかなか残らないですからねこういうの。大切にしなきゃ。
11月1日現在、ほとんどの動物が新たな生活拠点へと移動し、元気に暮らしているとのご連絡を頂いております。12月2日、動物の移転が完了したとの報告が公式サイトに上がっていました。
基本的には移転先の施設でどうしているかについてマリンパーク側が言及することはないようですが、
依然として、たくさんいたカワウソの移転情報は上がってきませんね・・・。
かつての入園ゲートのところには、
2021年9月30日、油壺マリンパークの最終日の様子が展示されていました。
流石、神奈川新聞社……。
チケット売り場の片づけが進行しています。
案内図は残されていました。
歴史年表や、
集めた写真の数々が並びます。
かつて土産物売り場だったところは、
来園者からの手紙や、地元小中学生の寄せ書き、
ドーナツ水槽の様子を水中ドローン越しに観察したこども医療センターの入院児童たちからの手紙、
などなどが飾られていました。
そして、さいか屋の時にはなかった、ポスターも。
かわうその森が出来たときのポスター。
ドッグラン、奥にいるのはイルカのジャンボくんです。
ニホンカワウソの標本展示とかやってたんですね・・・!
何でいかなかったんだろうこの頃・・・。
ドルフィンホラーショー
プロローグ:魔王子登場?!
父の後継者として、怪物界の立派な大魔王になるべく、人間界に修業に出た魔王子。
父に言い渡された試練は悪魔界の怪獣を倒すこと。果たして、修業嫌いな魔王子は
大魔王になることができるのだろうか・・・
すでに突っ込みどころしかないストーリー。魔王子ってこれペンギン君でしょきっと。
タコ・イカ展
ダイオウイカの公開解剖とかやってたんですね・・・。
円形水槽の下にあった標本の個体かな。
マリンパーク50周年キャンペーン。
この時やったショーは100周年のマリンパークを舞台にしたものだったそうな。
まさか53年で終わってしまうとは・・・。
すべらないアシカミ。
腹滑りで移動しないアシカを合格祈願として祀った企画。お守りも発売されました。
こちらにはお守りの宣伝がありますね。
さかなクンとコラボした企画。SDGsなんて文字もありますし比較的最近のもののようです。
まだまだ明るい未来があったように……。
出口は目貼りされていて。
ログテラスが奥にチラッと見えるだけ。
潮風校舎に展示されていたというフォトスポットが2つ展示されていました。
イワトビペンギン
バンドウイルカ(ジャンボでしょうか?)
ほかにカワウソがあったらしいですね。
この時トイレを借りたら、
手洗い場のところにこんなメッセージが。
最終日はクレカ決済できなかったんですね。知らなかった。
そしてここだけ9月30日から時間が止まっているのか・・・としみじみ。
思い出ノートが置かれていました。
Twitterの情報によると、最終日は4冊に増えていたとのこと。
ちょっとお気持ちを表明してまいりました。
さて、そろそろ別れの時間です。
ほんとになくなっちゃうんだなぁと。
アシカの鳴き声とか聞こえたりしないもんかと思いましたが、何も聞こえない、静かな水族館です。
この後は少し油壺周辺を散策することに。
どんな天気でも釣りをする猛者がいるので驚きます。
血を洗って油のようになったというのが恐ろしいエピソードですね…。
遠くが霞むと水墨画のように綺麗です。
湘南エリアではあまり感じないゴツゴツとした景色です。
向こう側は歩いて通れるらしいのですが、
潮位によっては通らない場合があるとの注意書きが。
それって、通れないんじゃんw
この一帯は東京大学の研究施設がたくさんあります。
何やら廃墟がありました。
どうやらここ、かつて東京大学が戦前に置いていた水族館の遺構らしいのです!
油壺水族館と戦前のドキュメントに書いてある場合、マリンパークではなくここのことを指します。
絵葉書とか持ってた気がするから探さなきゃ。
ほかにも地震観測施設や、植物の実験場とかもあったり。
なかなか放置されている感が否めないのですが…。
帰りの電車で、コロナ以降らしきマナーポスターを再び目撃。
ケータイの通話とか新聞を広げるとかが霞んで見える咳エチケット。
ほんとすごい時代になりました。
後日
神奈川新聞社からお手紙が来まして。
写真提供のお礼が書いてありました。
まぁ、大した写真ではなかったのですが…。
そして
パスケースを頂きました!!!!!!!!
記念品はいくつ貰ってもうれしいものです。
京急油壺マリンパークの名前が今後も残り続けますように・・・。
「ありがとう!油壺マリンパーク写真展」は終了しましたが、
高島町にある京急本社ビルのロビーにて延長展示されているそうです!
横浜駅から行くルートを紹介しておくと、横浜そごうからはまみらいウォークを抜けて、日産本社ビルを通り抜けて、2階デッキから交差点向かいのビルに直接アクセスできます。
京急ミュージアムに入らなくとも見れるそうなので、予約いらないようです。ぜひ見に行ってみてはいかがでしょうか。
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