※記事内の写真は2021年11月に撮影したものです。
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①↓出雲坂根から約40分、終点の備後落合に到着。山に囲まれているので、もう9時だというのに日射しがありません。木次線は駅舎に面したホームに発着します。
木次線と同じく1日3本だけしかない芸備線新見方向に進みたいところですが、次の列車は5時間半後。
②↓逆の三次行きは3分後とやけに接続がいいので、とりあえずこちらに乗車します。上写真背後、木次線の斜向かいに停車しています。
車内には自分の他にお仲間が1人。あとJRのアンケート調査員が2人乗っていて利用区間や利用目的などを訊かれました。芸備線が存廃の狭間にあることを実感させられます。
③↓芸備線は西城川に沿って進みます。車両は更新されたキハ120形で車内はきれいでした。外眺めるとき寄りかかれるから座席間の仕切りが地味にありがたいw
次の比婆山でおばあさんが1人乗車。通院で利用ということで、次の備後西城で降りていきました。
たしか途中でお仲間が1人増えたと思いますが、車内に大きな動きはなく進みます。福塩線と合流する塩町でお年寄りが2~3人乗ってきました。
④↓自分は三次の一つ前の八次で下車。時間つぶしのためで特に理由はないです(笑)。
八次駅はだいたい東西方向に伸びる駅です。1面1線の棒線駅で駅出入口は北側のみです。
←三次 上杉(備後落合)→
1日乗降客数=約200人(2020年度)
観察時の状況:平日、午前
⑤↓備後落合方(東)から駅構内を望む。以前は交換可能駅だったということなので写真左のスペースがその跡なのでしょう。左奥には団地があり、その奥は区画整理された住宅街になっています。
⑥↓上写真背後、備後落合方向を望む。右には山、左には川が迫っています。右の山はそこそこ大きいのですがその大部分はマツダのテストコースになっています。航空写真で見るとその広さに驚かされますよ。
⑦↓駅舎はなくホームに面して待合室があります。
⑧↓出入口から駅正面を望む。駅は駅前を横切る石見銀山街道よりも少し高い所にあります。左に坂、右に階段があります。
⑨↓南側駅前を東(上写真左方向)に望む。年季の入った建物が並び、旧街道の雰囲気満点です。商店らしき建物も見受けられますが、現役のお店はほとんどないようです。
↑写真中央の建物脇に八次駅前バス停があります。全然気づかんかったw三次の市街地を循環する路線が毎時1本通ります。
⑩↓上写真背後(西)を望む。右が駅に続く坂道です。約300m先で並行する国道183号線と交差します。国道と芸備線に挟まれているため沿道に建物は少ないです。
⑪↓上写真信号の下から左(駅正面、南)を望む。狭い道路がまっすぐ伸びています。約150m先で国道183号線と交差します。
⑫↓上写真奥、国道183号線との交差点から西(上写真左方向)を望む。奥は三次の市街地ということでロードサイド店が並んでいます。左のローソンの看板脇に備北交通の麻原バス停があります。
⑬↓上写真左(南西)を望む。2つ上写真の道路で、突き当りに八次駅があります。沿道にはちらほらとお店があります。
⑭↓上写真左(南東)を望む。左から馬洗川が迫ってきて右の山との間の平地は狭くなるのでお店は少なく、建物も少し先で途切れます。横断歩道の先に逆方向の麻原バス停があります。
麻原バス停には前述の循環バスと芸備線塩町駅を経由して南に向かうローカル路線、芸備線と並行して三次と庄原を結ぶ路線(三城線)が通ります。
ローカル路線は平日のみ1日3本しか通りませんが、三城線は平日1日25本、昼間も30分毎と高頻度に通ります。所要時間と運賃は芸備線の方が若干有利ですが、芸備線の同区間の本数は1日5本ですから本数の多さは圧倒的です。また三次~庄原間は広島~三次~庄原の高速バスも利用可能で、こちらは平日1日15本、だいたい1時間毎に運行しています。
ということで次の芸備線が来るまでまだ2時間以上あるのでバスで来た道を戻ります。
つづく
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