第1454回('21) JR京都線を乗り鉄・降り鉄 (1)    | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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2021年10月9日、この日は『秋の関西1デイパス』(3,600円)を利用して、東海道本線の【JR京都線】区間(京都~大阪)において、未訪問駅を降り鉄していきました。意外にも高槻や茨木といった主要駅でも駅の外に出たことがなかったので、今回は朝から夕方までJR京都線に居座ってじっくり降り鉄しましたw
また、新型コロナウイルスの感染状況が改善し、私自身も8月下旬から9月上旬にかけてワクチンを接種しましたが、今までと変わらずマスク・手洗い・アルコール消毒といった感染対策を徹底いたしました。
 
今回は前半の内容です。
いつものように早朝に出発し、山崎駅を皮切りにJR京都線の駅を次々と訪問していきました。昼食は高槻駅前で済ませました。
  
今回の日程 2021年10月9日  (土)    【前半】    
 
加古川520(JR神戸線→JR京都線・快速)657高槻700(JR京都線)707山崎737(普通)740長岡京814(普通)817向日町845(下り普通)854島本934(普通)938高槻1133(普通)1135摂津富田1211(普通)1213JR総持寺   
 
【後半へ続く】   
 
この日は4時に起きて、食事を済ませてから自宅を出発して加古川駅へと向かいました。加古川駅では前日に購入していた『秋の関西1デイパス』を自動改札機に通して入場し、5時20分発のJR神戸線上り一番列車である普通(西明石~京都間快速)・米原行きに乗車しました。225系100番台4連+223系8連で、私が乗り込んだ最後部車両(223系)は車内が空いていて、転換クロスシート窓側席に座りました。
 
 

 
まだ暗かったので道中はスマホを操作していました。停車駅ごとに乗客が増え、舞子駅辺りでほぼ満席になったものの、三ノ宮駅で9割方が下車して入れ替わりの乗車客も少なく、窓側席が埋まる程度の乗車率まで下がりました。また、垂水辺りから少しずつ明るくなってきたため、ずっと車窓風景を眺めていました。天気も良く、大阪湾のも綺麗に望めました。
大阪駅では乗車客が下車客を上回り、再び大半の席が埋まる状態になりました。その後も市街地などの風景を眺めて過ごし、私は6時57分に到着した高槻駅で下車しました。この快速は京都まで通過運転をしており、途中停車駅は長岡京駅のみです。
 
 

 
高槻駅では快速を待避していた普通・京都駅に乗り継ぎました。4扉オールロングシートの321系7連で、最後部車両は半分程度の席が埋まっていました。私は着席してしばし車窓風景を楽しんで、2駅目の山崎駅で下車しました。山崎駅は「乗り鉄」より「撮り鉄」に馴染みのある駅で、下り線ホームの神戸法には「撮り鉄」の人が3名いました。ホームを撮影後は改札を出て駅舎と駅前を撮影しました。山崎駅は京都府大山崎町にある駅ですが、すぐ西側に大阪府との府境があり、大阪府側からの利用もあると思われます。ちなみにサントリーウイスキー「山崎」を製造している工場は、京都府大山崎町ではなく大阪府島本町にあります。しかし工場所在地の大字は「山崎」なので間違いではないです。古くは天王山の麓の府境(京都府側が山城国、大阪府側が摂津国)の一帯が「山崎」と呼ばれており、豊臣秀吉(当時は羽柴秀吉)と明智光秀による山崎の戦いが繰り広げられた地でもあります。
そして、駅前にあるコンビニは山崎駅だけに、「デイリーヤマザキ」でしたwww 
 
 

 

 
駅前散策後は改札内に戻り、7時37分発の普通・野洲行きに乗車。4扉通勤車ではなく3扉近郊形で、223系4連+8連でした。快速だったのが高槻から普通(各駅停車)に変わった列車で、現在は高槻~京都を通過運転する快速自体が絶滅危惧種的存在です。尚、データイムの高槻~京都は快速系の普通列車しか運行していません。私は最後部車両に乗り込みましたが、ガラガラでした。窓側席に着席して、水分補給をしながら並行する阪急京都線などを眺めて過ごし、次駅の長岡京駅で下車しました。
長岡京駅ですが、昔は「神足駅(こうたりえき)」と呼ばれていました。準主要駅で、朝方に高槻~京都を通過運転する快速が停車します。橋上駅舎を有しており、西側が中心市街地で、約900m西には阪急京都本線の長岡天神駅があります。一方、東側は住宅地が駅から遠く、駅前にはあの村田製作所の本社があります。
 
 

 

 
長岡京駅からは8時14分発の普通・京都行きに乗りました。207系4連+3連で、私は最後部車両(3連側)に乗車。ガラガラだったので着席して車窓風景を眺めていましたが、途中から右手に現れた車両基地の吹田総合車両所京都支所(元・向日町運転所)に留置されている車両に見入っていました。そして車両基地がほぼ終息すると向日町駅に到着し、私は下車しました。駅は町はずれにあり、西側に駅舎があります。駅前は住宅街で、約550m西に阪急京都本線の東向日駅があります。向日市の中心部は阪急よりも西にあります。
 
 

 

 
次は桂川駅を……順番的にはそうなのですが、桂川駅は3月に訪問しており、その次の西大路駅は北口駅舎の設置工事中で、完成後に行きたかったので今回はパスです。京都駅も前年末および本年3月に訪問していたため、これ以上京都方面へは行かず、大阪方面へ戻る事にします。という事で再入場後は下り線ホームへと進み、8時45分発の下り普通(高槻から快速)・加古川行きに乗車しました。225系100番台8連+223系4連の12両編成で、私は最後部車両(223系)へ。車内はガラガラで、着席して水分補給をしつつ車窓風景を楽しみました。先ほど下車した長岡京駅と山崎駅をパスして、大阪府に入って1駅目の島本駅で下車しました。2008年に開業した新駅で、まだ綺麗な橋上駅舎を有しています。新駅ゆえに内側線にしかホームがありません。駅前は東口側が住宅地で、西口側は田園地帯でしたが区画整理事業中でした。これも新駅ゆえ駅前に商店は少なく、東口の約550m南東にある阪急京都線の水無瀬駅周辺の方が栄えています。また、島本町は子育て環境が良好で、大阪や京都へのアクセスが便利な事もあり、住み続けたい街ランキングで上位に来ているそうです。
 
 

 

 
島本駅からは9時34分発の普通・須磨行きに乗車。207系3連+4連で、私が乗り込んだ最後部車両(4連側)は半分ほどの席が埋まっていました。私は空席に座り、207系や321系の車両基地(網干総合車両所明石支所高槻派出所)などの車窓風景を眺めて、次駅の高槻駅で下車しました。
 
 

 
高槻駅は4面6線を有する巨大な駅で、近年になって外側線の通過線に新快速・特急用のホームが設けられました。中央と西側に改札口があり、西口~中央口の順に駅前を散策しました。意外にも初めて下車しましたが、駅前は栄えていて、人通りが絶えませんでした。関東で言えば千葉県の柏や松戸、埼玉県の川口などと似た雰囲気ですが、乗車人員の多さになると関東の方に軍配が上がります…。
 
 

 
中央口南側の駅前散策の途中、阪急の高槻市駅に向かうアーケード商店街「高槻センター街」に立ち寄り、そこにある「マクドナルド」で早目の昼食を済ませました。
 
 

 
昼食後はJR駅へと戻り、中央口北側を散策してから再入場しました。そして11時33分当駅始発の普通・宝塚行きに乗りました。207系3連+4連で、私は最後部車両に乗車。始発駅からの乗車でしたが半分程度の席が埋まっていました。新型コロナウイルスの影響でデータイムの京都~高槻間は普通列車の本数が削減されていますが、高槻から大阪方面は毎時8本が維持されています。もし大阪方面も半減されていたら、単純計算で高槻駅の時点で満席という事になり、高槻から満席となると大阪到着時点で超満員になってしまうと思われるので、本数維持は妥当な措置です。
発車後、道中は車窓風景を眺めて過ごし、すぐに到着した摂津富田駅で下車しました。旧国名「摂津」を関する駅は摂津富田駅と兵庫県にある摂津本山駅の2駅のみで、意外と少ないです。国鉄時代からの橋上駅舎を使用していますが、エレベーターが設置されていてバリアフリーに対応しています。また、南口駅前は昭和時代の雰囲気が残る街並みが広がっていて、約250m南には阪急京都本線の富田駅があります。そして北口駅前にはパナソニック ライティングデバイス高槻工場があり、その工場従業員などが利用可能な臨時改札口(出口専用)と跨線橋が設置されています。この出口はパナソニックに因み「松下口」と呼ばれています。尚、松下口にはICチャージ機がありませんので、残額不足の場合は通常の改札口をご利用下さい(松下口では係員による現金精算になります)。
  
 

 

 

 
摂津富田駅では12時11分発の普通・須磨行きに乗車しました。321系7連でした。321系より207系への遭遇率の方が高いですが、それもそのはず、207系の両数は321系の2倍ほどあります。私は最後部車両に乗り込み、着席しました。半分ほどの席が埋まっていました。道中は水分補給をしながら車窓風景を眺めていましたが、あっという間にJR総持寺駅に到着し、私は下車しました。JR総持寺駅は2018年に開業した新駅で、安威川のすぐ東にあるため盛土高架駅です。やはり内側線のみに島式ホームがあり、盛土下の地平部に改札口があります。駅前は北口が茨木市立三島中学校の校庭前にあるため、出入口は線路脇を150mほど西へ歩いた先にあります。南口はロータリーが設置されていました。新駅とあり駅前は真新しいもののやや寂しい感じでした。また、南口の750mほど東には阪急京都本線の総持寺駅がありますが、総持寺駅が先にあったためJR線の駅は「JR総持寺駅」になりました。しかしながら、島本駅といいJR総持寺駅といい、なぜか阪急駅に寄せて設置していますが、阪急からしたら、たまったものではないでしょうね…。昔から思うのが、JR西日本は阪急に対しての攻勢が凄すぎます…。一方、JR西日本もJR東海も近鉄に対しての攻勢は弱いように見受けられます。
 
 

 

 
この後もJR京都線の乗り鉄・降り鉄を続けました。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません   
 
 
(参考:Wikipedia)