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テーマ:鉄道(21855)
カテゴリ:九州の鉄道ニュース
今年(2021年)9月に宮崎市内で起きた土砂崩れに伴い、一部区間で不通となっていたJR九州・日南線が2021年12月11日、約3か月ぶりに始発から全線で運転を再開しました。
土砂崩れは9月16日、台風14号の接近などによる大雨で発生し、宮崎市の小内海駅近くの斜面が高さ約70メートル、幅約100メートルにわたって崩落しました。 そして、線路が流失するなどし、青島駅~志布志駅の間の約76キロで不通が続いていました。 小内海駅近くの斜面には防護柵が設けられ、鉄道ファンらが11日午前、復旧工事を終えた駅付近を通過する列車に向かい、「おかえり」と記された旗を振っていたそうです。 小内海駅は駅を出てすぐ日南海岸の海をみることができる海駅ですが、駅自体も被害にあったみたいで新しく作り変えられているみたいですね。 私は降り立ったことがなかったので、新しくなる前の小内海駅に降りて、そのまま日南海岸線沿いを散策してみたかったです。 それにしても日南線の被害は主にこの小内海駅付近だけだと思うのですが、再開するまでの不通区間が青島駅~志布志駅と随分長い区間を不通にしていましたね。 これは小内海駅付近の線路が遮断されたため、部分的に運行(例えば志布志駅~日南駅)したくても列車が足りなくて仕方なく約76キロという区間を3か月間も不通にしなければならなかったのでしょうか? 私が昨年(2020年)に日南線の観光列車「海幸山幸」に乗車するために南郷駅を訪れた際には、土曜日にも関わらず日南市にある高校生が列車に多く乗車していました。 3か月も列車が不通となるとJR九州の代行バスで通学していたのでしょうか、はたまた地元のバスを利用していたのでしょうか、気になるところです。 また、利用者の点から南郷駅以南(南郷駅~志布志駅)の日南線の今後の行方も気になります。 日南市には高校が3つあり(日南高校・日南振徳高校・日南学園高校)日南線は通学者のための生活路線として必要だと思われますが、南郷駅以南には串間駅を最寄り駅とする福島高校の1校しかないのではないでしょうか? 全線が再び開通しましたが、今後も日南線どうなるか個人的には注目しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.01.04 18:50:32
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