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今日はNゲージ鉄道模型、先日黒いガソリンタンク貨物列車 タキ9900編成に一部タキ35000を混ぜましたが、既存のタキ9900の方もマイクロエース製を中心に調整が必要でした。

 

DD51牽引の黒い貨物列車、1、2両目が整備したマイクロエースのタキ9900です。2両目は社紋が内側に寄った若番車、3両目はKATOのタキ35000、色々繋がっています。

 

左が新しく混ぜたタキ35000(KATO 8050-1)です。標準的に施工しましたが、右、マイクロエースのタキ9900(A-3195)をそのまま連結すると写真のようになるんです。連結器の高さがだいぶ高いし、腰高・・・。この状態でも運転できないことはないのですが、ここまで高低差があると走行中勾配の入口などで外れてしまったりします。今までマイクロエース8両にKATOのタキ9900(8058) 3両を繋いでいましたが、KATO製の連結器を少し斜め上向きになるよう調整して誤魔化していました😅。それでも最適な連結順があって、これをを変えると走行中に外れちゃうこともありました。今回マイクロエースが6両に減り、KATOと同数になる↓ので、この際マイクロエースをしっかり整備しようが目的です。

 

 

何故こんなことに?、それはカプラーのMicro Trains化施工当時(これも10年位前かなー?)写真のようにしていたから...No.2001ロングシャンクを基本に使っていましたが、ネジ止めすると車軸が細軸でも擦っちゃう..そこでネジの頭を削って薄くし、更に台車取付部に丸いプラのスペーサーを入れてカプラー位置を高くすることでどうにかクリアーしていたからです。

DD51は構造上少し連結器が高めに来るので運転出来ていました。

 

今回スペーサーを入れずに連結器を取り付けられるよう整形します。写真上から下へ..

台車中心ピンの右側、矢印部が分厚いから連結器が低い位置に来ちゃうので、これをグラインダーでしっかり削って下のようにします。車端部の厚みに合わそうとするとかなり薄くなって施工失敗が心配だったので、0.3mmの白色プラ板を貼ってこの分を厚く残すことにしました。削る厚みは結構あり、失敗のリスクが大きいと思ったので今までやって来ませんでしたが、今回マイクロエースが2両減になるので失敗しても予備がある..とやってみることにしました(笑)。

カプラーもNo.2001ロングシャンクからNo.1025へ変更です。余ったものは客車の編成端(ジャンパ栓表現を入れる車両)などに転用できます。

 

No.1025が足りなくなったので、右のNo.2004(No.2001のショートシャンク)と共に買い足しました。どちらもキットです。因みに1025の完成品売り商品はNo.1023になります。No.2004は主に機関車用です。

 

キットを使うのは”安いから”です。特に1025はKATOのボディーマウントをAssyで揃えるより安い..(販売店さんによるかも..)、貨車や客車の編成中間などに多く使っています。早速組み立てて使います。写真の金属製アンカプラーピンの取付は慎重にやる必要があります。角度が合っていない状態で挿し込もうとして力をかけ過ぎるとナックル本体をへし折ってしまいます。これをクリアーすれば、

 

小さいばねを仕込んで組み上げ、下のハウジングと上蓋の接触部にハンダゴテを当てて溶融接着すれば完成です。コツの要る作業ではありますが、慣れればそう苦でもありません。

 

タキ35000同様カプラーを瞬間接着剤で固定し、白いプラ部に黒塗装をかければ終了、右が整備後のタキ9900、左のタキ35000とほぼカプラー高さが一致し、腰高感も解消です。

 

今までのマイクロエースには到底付けられなかった車軸の太い中空軸車輪も付けられるようになりました。No.1025の方が2001より薄いので可能に..これまで細軸限定だったのでスポーク車輪が多くなっていたのですが、これで減らすことが出来ます↓。編成中3軸にまで減らしました。

 

 

マイクロエースは全とっかえはせずに、写真の若番車を中心に使って行くと思います。表記類がしっかりしているのもマイクロエースの特徴です。車番のど真ん中がタンク上下パーツの境界で横方向にスジが入っちゃうのがちょっと残念ですが..。

このタキ9967の前に付く””は何なんだろう?、調べていますが、まだ分かっていません。

A-3195 8両セットの中に若番から後期車まで、社紋の位置など色々バリエーションがありましたが、この▲の付いている車両はタキ9967と19988だけ、タキ35000にも▲の付く車両があるようです。

 

整備終了、走行Short動画です。↑リンク記事にも類似アングルの動画を載せましたが、ごちゃ混ぜ感Upしたかな?もう1形式位混ぜられるといいんですけどね。

 

動画では再びのDD51 756[東新]牽引でした。EF15で運転する手もあったんですが、この後再び姿が変わった記事を予定しているので..😁。

 

さて、施工して行くうちに矢印ブレーキハンドルが折れてしまっている車両が2両発見されました。とっかえひっかえしてこちらを予備車に回します。部品欠損ですから復活は無いかも知れませんが..(汗)。

 

後2両はKATO車ですが..連結器外れを気にする事無く、どんな連結順でもスムーズに運転できるようになりました。KATOのタキ9900も上向きだったカプラーを水平に直しています。

整備終了のタキ9900+35000編成、運転をしていきたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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