アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

ブルトレ無き現代の機関車フリーク~EF66

2021-12-07 17:00:00 | 国鉄時代(カラー)

旅客会社における機関車の衰退が続く現在、ダイヤ改正ごとに今後も激変が継続すると思われるが、そんな中機関車に関して唯一息を吐く会社は、貨物会社だと言えるだろう。確かに国鉄時代からなお継続して使用している機関車たちもいまだに多く抱えているのだが、JR化後早30年以上の歳月が流れ、新標準形式EF210やEF510などの電気機関車は、随分日常化したと思える。そして今年新たな増備も活発に行われている現状なのだ。来年もこの傾向がさらに継続するだろうから、再び新たな図式が確立するのだろうか。アントンKの最近のスタンスは、以前に比べたらかなり広くなってきており、求める写真も時代とともに変化したことに気づいている。最もそう仕向けているのが自分だから当たり前か。とにかくいつも自然体で、撮りたいと思うものをその時の気持ちで残そうと考えているのだ。残った画像にこだわりを持つより、それ求めた時の過程を大事にしたい。そう思うのである。

国鉄民営化直前に行った中京遠征。多々雑務を抱えて動いた旅行だった。まだまだ寝台特急列車は、全国規模だったが、この頃から特急貨物列車にも愛称がつき、ヘッドマークを掲げて走行する列車が出現して写欲をそそったものだった。民営化後、この貨物機であるEF66がブルトレをけん引する時代がやってくるなんてこの時は思いもよらず、ただロクロクにはマーク装着がお似合いだと勝手に熱を上げていたことを思い出している。高架線から滑り降りてくる特急貨物は、まさに垂涎の的。大迫力で迫ってきた長大な列車は魅力的に思えたのである。

1987-02-22     54  EF66 36  スーパーライナー    東海道本線:大高付近



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