あいの風とやま鉄道 413系 AM02編成

1986年、国鉄が471系を改造して導入した電車です。2015年までは、JR西日本が継承し運行していましたが、北陸新幹線開業に伴い、あいの風とやま鉄道に譲渡され、今に至ります。
導入時は、北陸本線 米原〜直江津間の運用に入っていましたが、後継の521系が導入され、徐々に運用範囲を失い、今は金沢〜泊間のみの運用です。尚且つ、朝夕のみの運用になっています。






この電車は、今は貴重になった北陸色を纏った電車で、異彩を放ってます。車内は、471系から流用された座席などがあります。譲渡前にJR西日本の手により、体質改善工事をおこないました。つり革や手すりが黄色くなっていたり、台車が新しくなってたりとしています。



銘板、これを見ると471系からの改造車だと分かります。

あいの風とやま鉄道では、2023年までに一万三千尺物語、とやま絵巻といったイベント列車以外の編成が順次521系1000番台に置き代わります。実際に今年3月にはAM04編成が運用離脱→廃車になっています。車外の塗装の汚れなどから、次はA M02編成の可能性はあります。(AM05編成は2020.6全検を通した為)

今では全国的に貴重なMT54モーターの唸ったサウンドを聴きながら、列車の旅をするのも楽しいです。