皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。
昨日はTomix製キハ56・27 200番代を連結した急行「大雪・紋別・はぼろ」の完成までこぎつけました。さて、この急行整備で使用したキハ56系の200番代は7両。しかし今回の新製品発売に合わせて200番代の全34両分を購入していたので、まだ27両もあります。キロ26 200だってまだ2両あります。さて、これの使い道として急行「宗谷」を再現したくなりますよね。
↑幼少期のバイブルだった「ヤマケイレイルシリーズ」から。この写真では塩狩峠なので6連で走っていますが、函館~旭川間は旭川機関区の付属2両を連結して8連での運行でした。
この編成は、
函館運用<56+R26+56+27+27+56>+旭川運用<27+56>の8連で運転されていました。56と27の位置は入れ替わることもあったようです。
函館には特急「北斗」代走後長らくキロ26 200が3両揃って配置されていました。従って、今回Tomixさんから発売されたキロ26 200のグリーン帯入りを使って急行編成を再現しようとすると、この「宗谷」はうってつけになりますが…。
↑編成を組む8両を揃えました。
↑とりあえずキハ56 100を3両、キハ27 100、キハ27 200、キロ26 200を1両ずつで函館運転所の基本編成を想定しています。
↑こちらはキハ56 100とキハ27 100を1両ずつで旭川機関区の付属編成を想定しています。
さて、ではここで急行「宗谷」が走っていた1978年の函館と旭川のキハ56系の配置を見てみますと…
函館
キロ26 101、102、103、201、202、203
キハ27 12、13、21、42、43、101、102、103、104、105、106、107、213、214
キハ56 9、21、24、25、38、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、138、139、140
旭川
キハ27 6、7、8、10、18、19、23、24、41
キハ56 5、10、11、12、13、14、15、120、121
結構見事にTomixさんが製品化しているタイプを外しています…。
キロ26は、「宗谷」用は101~103と201~203ですが、200番代はTomixさんから発売されたので問題ないのですが100番代は製品では104~107がモデルになっており、函館にいた元非冷房車の101~103にしようとすると大改造が必要です。ここはおとなしく200番代を使うのが良さそうです。
キハ27の平窓車については、Tomixさんの100番代車は機関冷却水給水口が車体中央付近にある108以降がモデルになっており、旭川にも函館にもこのタイプのキハ27は在籍していません…。従って、キハ27に関しては0番代化もしくは100番代の前期車化が必要となり結構面倒な改造が必要です。また200番代は函館に2両しか在籍していないので、これを組み込むのも1両が限界でしょうか。
キハ56については旭川にも函館にも200番代は在籍せず、平窓車のみの在籍です。しかもTomixさんから製品化されているタイプ(117~120、121~124)については旭川の120と121しか該当しません。ただし、函館のキハ56 100番代の前期車(107~116)については中期車以降と同様に運転席窓バランサー点検蓋の取付改造が施工されていますので、Tomix製のキハ56 100で代用することは可能です。
キハ56・27の100番代は本州用と同じく細かな設計変更が多いですが、北海道用は1回の製造ロットでの両数が少ないため模型で再現する際は非常に面倒な事になってしまいます。模型化したTomixさんもどのタイプにするか非常に悩んだことでしょう。それならば潔く0番台車を製品化すれば良かったのに…。
ということで「宗谷」の再現をしようと言い出したものの、実際の改造は(個人的に)結構ハードなものになると思われ、非常に腰が重いのが事実です。本当に自分でこの改造できるのでしょうか?というのもあるので、次回は改造内容について見てゆきたいと思います。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!