全4回でお伝えしている、「36ぷらす3」赤の路コースの乗車記です。
 
その①では、博多駅玉名駅までをお伝えしました。
今回その②では、玉名駅八代駅までをご紹介します。
 

  玉名駅

「あらたま」の横断幕に出迎えられた玉名駅
物産市を堪能しました。
 
 
まだ少し時間があるので、駅前に出てみましょう。
国鉄時代の無機質な駅舎がそのまま使われていますね🙄
 
 
この駅の見どころは、駅前にある大きな鐘。
 
飛龍の鐘」と呼ばれ、駅から5㎞ほどの場所にある誕生寺の鐘なのですが、駅前にあるのはレプリカ。
 
高さ4.55m、直径2.88mと、大きさこそ本物と同じなのですが、このレプリカはプラスチック製で、重さは本物(37.5t)の100分の1にも及ばないのだとか。
 
 
新幹線が開通し、新玉名駅が表玄関になってしまったためか、駅前は何だか寂しい雰囲気でした😥
 
新幹線開通までは、特急「つばめ」が頻繁に発着していたことを想像しながら「36ぷらす3」を眺めてみました。
 

 
特別停車駅なのでこの駅からの乗車はできないのですが、出発案内板にはきちんと表示されていました。
「西鹿児島」ではなく、「鹿児島中央」ですが、それでも誇らしげに表示されています。
 
 
20分間というのは、ちょうどいい停車時間のように感じました。
 
出発が近づくと、アテンダントさんが鐘を鳴らしながら、出発時刻が近いことを知らせてくれます🔔
 
 
 

  熊本へ

玉名駅を出ると、次の停車駅熊本駅までは20分ほど。
 
 
熊本駅は正式な乗降駅で、10分間停車します。
乗降もあり、座席のみプランの方は、2~3割が入れ替わった感じです。
 
なお、食事付きプランの場合には、熊本駅からの乗車はOKですが、熊本駅で下車ことはできません。
 
 
ホームでは、JR九州の社員の方が、お見送り👋
 
 
 

  日本酒飲み比べセット

食事付プランの方には、熊本駅到着前から、お弁当が配られています🍱
 
私は、座席のみプランなので、お弁当は博多駅で調達済み。
ドリンクを買おうとビュッフェに向かいます。
 
そこで目に留まったのが「季節の日本酒飲み比べセット(1,800円)」🍶
 
36ぷらす3オリジナルグラスに冷えた日本酒が3種とおつまみが3品、それが増田桐箱店製(福岡県古賀市)の杉箱で提供されます。
 
 
日本酒は、古伊万里 前 純米吟醸 Tranquilo(佐賀)、三井の寿 秋純吟ポルチーニ(福岡)、鷹来屋 特別純米 ひやおろし(大分)。
 
かつて「36ぷらす3」金の路コースの肥前浜駅の利き酒コンテストで全問正解した私ですので、しっかりと飲み比べを楽しませていただきました☺️
 
おつまみは、チョコレート、網焼ききびなご、有明のりというラインナップ。
杉箱とグラスはお持ち帰りできませんが、これだけ楽しめれば、大満足なメニューです🙌
 
飲み比べセットを堪能していたら、これをきっかけに、通路を挟んで座っていた方と話が弾みました😉
 

  寿司職人が同乗

列車はJR九州肥薩おれんじ鉄道の境界駅の八代(やつしろ)に停車中。
 
駅名標の晩白柚(ばんぺいゆ)のイラストがいい味をだしていますね👍️
 
 
「赤の路コース」では、お寿司ランチが提供されるプランがあること(3号車個室限定)。
 
お寿司はただの積み込みではなく、熊本のミシュラン2つ星「寿司仙八」さんの大将が乗り込んで握ってくれます。
まるで「ななつ星in九州」の「やま中」さんのようです🍣
 
実際に握っている様子を拝見させていただきました。
 
 
私は個室ではないので、見ることしかできませんでしたが、見ているだけでおいしそうでした😋
 
その③に続きます👋
↓熊本で駅近くのホテルといえば、ちょっと贅沢してこちらがおすすめ!