新規制作されたパノラマ運転台の先頭車、ライトのLED化に伴う下回りの変更なので、それは制作し直しになるだろうなと。本当は旧来標準の「ロの字基板」をLED仕様にしてくれた方が、旧製品に流用できるんだけどななんて思ってましたが、209系の房総色の時点で新規床下に変更したので、その基板を使ったんだと思う。

ライト基板の話はこの辺にしておいて、床下を新規にした関係で、運転席周りがシースルーとなるなど、かなり変わっていた。

 

付属のナンバーは「基本編成が1種」「付属編成が2種」と、「貫通編成にした時用のモハユニット他」のインレタが付属している。

インレタを貼る段階で、「なんだまたクロ481-2001かよ、旧製品・さよならセットと同じじゃ無いか」と当初思っていました。

これは間違いだったと後で知ることになる。

 

ナンバーが被るのが嫌だったので、バラ数字に2004と2005が有ったので、それを使用して「クロ481-2004」とした。

2005は「しらさぎ(アオサギ)」で使っているためだ。

しかし、それ以外のナンバーの方は、なぜか被っていない・・・。

ナンバーに関して、TOMIXが同じ番号ばかり出す時は、他の編成と仕様が違うためだ。

これは「北斗星シリーズの付属インレタ」で、入っていないナンバーが後で新規金型で製作され、窓配置や屋根形状の違いなどのバリエーション違いを発売した実績がある。

 

コレは怪しい・・・。

手っ取り早いのは、旧製品と比較してみること。

 

この旧製品、「JRマーク」が無くて困っていたんで、先週「JRマークの青のインレタ」見つけたので、なんとか復帰できる・・・、その話では無い。

正確には「旧旧製品」になるんですが、「一体型ベンチレーター」や「屋根の一色塗装」が残念な製品ですが、それ以外はそれなりに存在感はあると思っています。

 

違い、わかりますか?

 

窓の形状が全く違うんです。

これにはやられました、並べてみて初めて気がついたんですが、インレタもクロ481-2001ではなく「クロ481-2101」だったんです。

調べてわかったんですが、種車が他のパノクロは、サロ481かサロ489系で、この車両のみ「サハ481」で、グレードアップした仕様・・・、そりゃ違うわけです。

 

各車両の経歴ですが。

 

●クロ481-2101

1976年3月19日に「サハ481-118」として落成し南福岡に配属。その後向日町で活躍し、1989年3月2日に「クロ481-2101」に改造され、金沢へ転属。活躍後に京都と転属して、2011年5月11日付けで廃車。

●サロ481-2006

1974年3月2日に「サシ489-10」として落成し、金沢に配属。1978年7月25日に「サシ481-78」改造され秋田へ転属。再度金沢へ戻りしばらく活躍。1985年3月2日に「サロ481-508」に改造され、向日町へ転属。1991年6月24日に「サロ481-2006」に改造されて、しばらく活躍後に金沢へ転属。2001年11月6日に廃車になる。

 

●モハ485-226

1974年7月19日に落成し、仙台に配属。その後日根野(くろしお)→福知山(北近畿)と転属し、1989年1月9日にハイグレード改造して金沢へ転属、2003年10月22日付けで廃車。

●モハ484-605

1974年7月19日に落成し、仙台に配属。その後日根野(くろしお)→福知山(北近畿)と転属し、1989年1月9日にハイグレード改造して金沢へ転属、さらに京都へ転属し、2011年5月25日付けで廃車。

 

モハユニット、バラされたんですね。

 

●モハ485-237

1975年2月19日に落成し、金沢へ配属。2001年9月7日に「モハ485-506」へ改造される。2003年9月25日に京都へ転属、2011年5月25日付けで廃車。

●モハ484-334

1975年2月19日に落成し、金沢に配属。2004年11月15日付けで廃車。

なんと転属なし。

 

●クハ481-263

1973年9月5日に落成し、青森に配属。その後向日町→金沢と転属し、2003年9月11日付けで「クハ183-206」へ改造され、福知山へ転属。2011年7月11日付けで廃車。

 

●クモハ485-204

1975年2月19日に「モハ485-236」落成し、金沢に配属。1991年4月18日に「クモハ183-204」へ改造。2003年9月11日付けで「クモハ183-204」へ改造。2011年9月9日に廃車。

※「クモハ183-204」は、「まいづる」として在籍中orz

●モハ484-333

1975年2月19日に落成し、金沢に配属。2001年4月16日に「サハ481-601」(電装解除)に改造されしばらく活躍し、京都へ転属。2011年6月22日付けで廃車。

 

●クハ485-320

1975年2月19日に落成し、金沢に配属。2003年10月22日に廃車。

このクハも、生え抜き(転属なし)だったんですね。

 

なんだかんだで、バラバラな経緯がある編成でしたが、こう見てみると面白いです。

 

※転属歴は「国鉄・JR特急車両 配置および運用の移り変わり」を参考にさせていただき、エクセルで車両ごとに表を作って、欲しい車番の履歴がわかるようにしています。

 

そんな感じで、当時の「スーパー雷鳥」の転属歴を話しましたが、模型の雷鳥は、最新仕様らしく文句なしに「HG」と呼べる物になってます。

今までのように、「HabaGa 狭い模型」では無くなってきていますね。まぁ値段が「ハイグレード」なのは残念ですけど。

 

最新のライトらしく、自作並みに明るくなっているのは、凄いですね。

元々暗かったのでびっくりしました。

 

やはり、グリーン車の2両はこのセットの売りですね。

 

それとこの連結部、今までに無かった実車に見た目なのは、模型の進化を感じさせますね。

まぁ、先にやったのは「KATO京都店」なんですけど、通常販売1号はこの製品ですからね。

 

まぁ、カーブした時の見た目は、もう少し手を入れないと、ダメかもしれませんけどね。

ここは今後の課題ですね。

 

今回内装はそのままですけど、今後変更するとは思います。

 

ついでに夜間走行風の写真。

単純に、部屋の電気消して、隣の部屋の明かりだけにしてみただけなんですけどね。

この状態での走行シーンは、酒のつまみになります(笑)

 

と言うことで、無事出場。

念願叶っての「スーパー雷鳥・分割編成」の入線でしたから、発売してくれて嬉しかったです。

今回「インレタ」が手に入ったことで、車番の被っている旧製品も変更できるので、そっちも手を入れたいと思います。

他の485/489系もリニューアル再販を期待したいと思います。

 

以上、「スーパー雷鳥、1両しかいないクロ481-2101組み込み編成」でした。

 

※日曜日の入線記事は、明日にします。