みなさんこんにちは。前回からの続きです。

 

先月はじめ、急遽頂いた連休に思い立ち、お四国の香川・高松へ「ことでん」沿線を巡った、久しぶりの遠出ひとり旅の様子をお送りしています。

 

 
 
お四国に向かうに当たり、まずは「新大阪駅(大阪市淀川区)」から「ひかり531号 博多ゆき」に乗車していました。
 
定刻の8時24分、無事に「岡山駅(岡山市北区)」に到着。わずか50分ほどでしたが、ここまででも十分、旅気分に浸れております。
 
 
新幹線改札を出まして、在来線コンコースへ向かいます。この時間になるとさすがに人通りもたくさんで、ほっとします。
 
しかし、久々の岡山です。
前回は、いつだったかと思い出すのですが…
 
この時、広島・呉から松山へ、瀬戸内海を高速船で横断したひとり旅の帰路以来でした。もう4年半も前のことです。
 
 
「JRおでかけネット」ホームページより。
 
さて、この「岡山駅」は中国地方でも最大の交通の要衝です。
地図を見ていても、東西南北すべてにさまざまな路線が巡らされているのがわかります。
 
 
「山陽本線」の西方向へは、倉敷・笠岡・福山方面。途中の倉敷からは、北へ「伯備線(はくびせん)」が米子・松江・出雲市方面へ。
 
 
東方向へは「山陽本線」と、瀬戸内海沿いに「赤穂線(あこうせん)」。
 
 
県央へは「津山線」と「桃太郎線」。
 
後者は「吉備線(きびせん)」が正式な名称ですが、沿線に桃太郎のモデルとされる「吉備津彦命(きびつひこのみこと)」にまつわる史跡が点在していることに由来しているとのこと。
 
 
一発で「岡山の鉄道路線」とわかりますね。
 
 
そして、南方向には「瀬戸大橋線」と「宇野みなと線」。
松山、高知、高松…という行き先を目にするにつけ、まさにここが「四国への玄関口」だと感じます。
 
 
グーグル地図より。
岡山とこれから向かう高松は、意外にも直線距離ではさほど離れてはいません。
ただし、鉄道や高速道路ともに「瀬戸大橋」を経由するので、西へ迂回しています。
 
 
 
「快速マリンライナー」では約50分ほどと、両都市は完全な通勤・通学圏内になっていることもあり、早朝から深夜帯まで、多数が設定されているのが特徴です。
 
 
 
地上の、四国方面に向かう列車が発着する6・8番線にやって来ましたら、くだんの「快速マリンライナー」がすでに発車待ちをしています。ところで…
 
 
隣の9・10番線に、朱一色のディーゼルカー。こちらも発車待ちしていました。
 
 
これは、旧国鉄時代に製造された「キハ40系」という車両です。
 
つい最近まで、全国あちこちで見られたものですが、令和の現在、まとまった数が健在なのはこの「津山線」「桃太郎線」くらいになってしまいました。懐かしい旅情をたっぷり体験出来る車両ですので、大変気にはなります。
 
 
また「山陽本線」では、こちらも旧国鉄以来の「115系」が頻繁に出入りして来ます。
 
先ほどの「キハ40系」ともども体質改善工事(リニューアル)がなされ、塗装も単色になってはいますが、懐かしい車両がたくさんの岡山周辺です。
 
 

次回に続きます。

今日はこんなところです。